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2013年8月11日 (日)

2013.08.10 メディアセブン寄席 #講談

キューポラのある町へ行った。
初上陸である。
今年一番の酷暑の日だった。
気温37度。キューポラも溶けそうである。
今回はこの町で講談会。
駅側のビル、キュポラ。駅から近くて助かった。
親子で楽しむ講談という企画だ。夏休みらしいな。
どんな講談会だったのか。

■神田こなぎ 講談 秋色桜
前座はこなぎさん。
まくらを振った。
少しずつまくらの稽古もし始めているんだな。
根多はもう耳タコのものだったので、途中眠気が・・・
こなぎさんのせいではない。

■神田あおい 講談 メリサンド姫
今回で2回目。英国?の童話。これをあおいさんが講談化したもの。
妖精の魔法で髪の毛が伸びてしまうメリサンド姫。この魔法を屁理屈で止めようという内容。
くすぐりをアドリブで、今日バージョンとして入れてきた。
あおいさんの講談は、童話の場合でも固い。剛球のストレート勝負だ。

お仲入り

■一龍齋貞弥 講談 象のトンキーとワンリー
この時期になると、秋山ちえ子さんお朗読でお馴染みの話し。
太平洋戦争のさなか。動物園の動物達を殺せという軍の命令に、やむを得ず従う動物園の職員と動物の最後を描いたもの。
貞弥さんお師匠貞花先生が40年前に聞いて感銘を受けて原作者に許可を得て講談化し、毎夏の風物詩となっている読み物。
今回、師匠の許可のもと貞弥さんは初めて演じるという。
私はもちろんこの童話は知っていたが、辛いのであまり聴きたくない噺だ。
象の前に、先ず肉食獣を殺さなくてはならない場面にさしかかる。
そこで貞弥さんは、5秒間絶句した。
そして、ぽつ、ぽつと再び読み始める。
内容を忘れはわけでは無いように感じた。
おそらく、動物を殺す場面を読むのを躊躇したのだろうと思う。
読む方も、聴く方も辛い話しだ。
貞弥さんの優しい声がよけいに、内容を辛く感じさせる。
会場には泣いている声も聞こえた。

■田辺一邑 講談 花のき村と盗人たち
暗くなってしまったこの状況をどうやって替えるのか。
「前の高座は聴いてません」という感じで、その素振りも見せずに始まった。
童話作家新美南吉19才の時の作品だという。
私は初めて聴いた。
盗人が花のき村へやってきて、ここで初めて人の優しさに触れ改心する話し。
一邑先生の読み方には、一鶴先生が入っているんだ。
いつもそう感じる。


終わって会場を見渡すと、年配の客がほとんど。
子供連れは一組もなかった。
親子で楽しむ程、川口の町には講談は浸透してなかった。
どこの町でもそうかもしれない。
落語だったらもう少し違う反応があったかもしれない。
企画としては残念な結果だったが、講談会としては面白かった。

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