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2012年7月20日 (金)

2012.07.19 日本橋亭講談夜席 #koudan

講談協会の定席へ行ってきた。
昼席は広小路亭、夜席が日本橋亭と場所が違うのが面白い。
その日本橋亭の夜席へ行った。
18時開演と、仕事場からはギリギリ間に合う場所だ。
どんな会かな・・・・

■宝井梅湯 講談 三方ヶ原戦記
18時3分前に到着。
既に前座さんの高座。梅湯君だ。
もうすぐ終わるところだった。
でもこれがギリギリなんだよ。

■神田あおい 講談 阿字丸と瓜 瓜鐘の由来
あおいさんが白と紺の涼しそうな着物で登場した。
スイカのカクテルの話から、日本にスイカが伝来する前に食べていた夏の食べ物は「まくわう」りだというマクラから、この読み物に入った。
今昔物語の八十九話 「瓜一つ盗んだ子を勘当する話」を講談にアレンジしたものだ。
ネットで調べた限りでは、演者はあおいさんだけなので、あおいさんの新作講談なのだろう。
私は2回目だった。
阿字丸は未だ子供なのでそれほど悪くはやらない。
この物語に出てくる三人兄弟の名だが、太郎・二郎ときて何故、阿字丸なのだろうか。三郎じゃだめですか。

■桃川星之助 講談 西遊記~芭蕉扇
星繋がりで、このほど宇宙ステーションに到着した星出さんのマクラから、宇宙に関係した読み物を演るといってこの根多を演る。
講談西遊記の中ではこの芭蕉扇の場面をよく聴く。

■神田すみれ 講談 夕立勘五郎 大門の善太
連続物の夕立勘五郎から、勘五郎が出てこない場面。
ヤクザの大文字屋徳兵衛に囲われているお才という元芸者が、本妻になりたいと徳兵衛に言う。
徳兵衛は、按摩の寿楽を30両で雇って、本妻との間男を芝居させ、そこに徳兵衛が踏み込んで本妻を追い出そうという企て・・・
内儀さんが良かった。
「この続きは、8月8日の『すみれ右團治二人会』で」と、長い予告編だったのかなぁ(笑)

お仲入り

■宝井梅福 講談 松山伊予守 出世美談(無筆の出世)
トリは根多出ししている。
ということで、サクセス・ストーリーが続くことになる。
これは根多が付くととにはならないのだろうか。
それは置いといて、久々に梅福先生を聴いた。
聴き易い声なので、好きな芸人さんだ。
芸人さんは好きだけど、この読み物は嫌い(笑)
新しい刀の試し斬りに、自分の僕で試したらどうかと持ちかけるのはどうかと思う。
フィクションなのは分るが、このストーリーを肯定してしまう侍文化というか、講談の美意識とかそういうところが嫌い。

■宝井琴梅 講談 出世の葵
「あおい」つながりで、神田あおいさんが時々演るので、何回か聴いている読み物。
男の真打ちが演るの聴くのは、久しぶりだった。
緩急強弱メリハリがあって、約1時間の尺だったが長いとは思わなかった。

終演後外に出ると、ひんやり。
昼間の35度という暑さは一体なんだったのか、という涼しさだった。
表には山緑君、すずちゃん達が居た。
師匠の高座を勉強したようだ。

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コメント

私は「天野屋利兵衛」がニガテ。松野河内守が子供に熱した鉄板の上歩かせようとするバージョンがあるでしょ。あれハッタリでもイヤです。「雪江茶入れ」も駄目。「花は桜木人は武士」とは全然思ってないので。芝居だと寺子屋とか先代萩も忠義のために子供犠牲にするからあまり好きじゃない。それで親は「よく死んでくれた」とか言って泣いてる……。客も泣いてる……。私は引いてる……。

投稿: 松井高志 | 2012年7月23日 (月) 18時08分

松井さん、こんばんは。
弱者をいたぶる事を肯定できてしまう状況というのは、物語であろうと引いてしまいますね。
落語が衰退しないで今があるのは、弱者の見方というスタンスだからかもしれませんね。

投稿: ヒロクン | 2012年7月23日 (月) 20時54分

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