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2012年4月16日 (月)

2012.04.15 アキバ本牧講談定席 #koudan

本牧亭定席がウィークエンドに帰って来た。
そして場所は秋葉原に替わった。
秋葉原には7~8年振りに訪れた。
電車を降りて秋葉原駅の外に出ると、全く知らない世界に替わっていた。
ガンダムカフェやらAKB48カフェがあるし、高層ビルは出来ているし。ラジオ会館はなくなっているし。
浦島太郎状態というのか、青龍刀権次状態というのか。
その高層ビルにあるカンファレンスフロアーで定席が開かれる。
説明会なのか、講習会なのかスーツを着た人が部屋の前で受付をしている姿を横目で見ながら、会場になっている部屋番号の所へ到着。
受付はスーツ姿ではなく、着物姿の本牧亭の女将さんの姿があった。
半年振りに見る女将さんだが、お元気だった。
どんな会だったのか。

■神田真紅 講談 秋色桜 半ばまで
落ち着かない雰囲気の中、前座さんの高座が始まった。
最初は真紅ちゃん。
張り扇の音が、ジンジンという音に聞こえる。
声の残響も長めで、鉄筋コンクリートの部屋という環境がうかがえる。
秋がお城へ上がる所までを口演。
30分で前座三人、自分の持ち時間は10分足らずだそうだ。
この後からちゃんと聞こうと思って、配られたチラシを眺めていたら終わってしまったよ。

■神田あっぷる 講談 わんぱく竹千代
にこにこと笑顔で登場。
何がうれしいのか。
ここの高座は頑丈に出来ていて、自分が乗っても安定しているので、安心して講談が出来るからだそうだ。
そんなに重そうには見えないが。
読み物の方は、抜き読みでサクッとやった。

■神田松之丞 講談 違袖の音吉 半ば
5月のいつが昇進の日なのか、未だ決まっていない等、色々と愚痴があるのだそうだ。
高座は、音吉が親分の家へ行く前まで。
力を抜いて、さくっとやった。
今回くらいの力加減がいいんじゃないかな。

■神田山吹 講談山ノ内一豊~出世の馬揃え
開演時間を迎えた。
二ツ目さんが無い構成で、真打ちから始まる。
山吹先生が登場。
開口一番「あっぷるちゃんごときが、何を言っている」と言ったんだ。
わかる人だけウケてもらえればと、書いておく。
お馴染みの読み物。
馬の値は10両だった。

■神田鯉風 講談 谷風の情け相撲
お馴染みの根多が続く。
相撲協会はこの根多をぜったいに認めないだろうな。
なんせ台詞ではっきりと「わざと負けてやろう」と言っているんだから。

■神田紫 講談 赤穂義士銘々伝~槍の前原
最近覚えた根多だそうだ。
私も今回初めて聴いた。
ネットを検索すると、貞山先生の名前がいろいろ出てくる。
貞山先生の十八番なのかな。
子供の頃鮒をモリで突いて捕る遊びで、槍の使い方を自然に覚えた、槍持担当の僕前原伊助。
槍で主人の仇をとるという内容だった。

お仲入り

■神田茜 講談 あのころの夢
まくらは、張り扇色々。久しぶりに見た。
笑った。
やっぱり「ぼよよん」が一番好きだ。
読み物は、茜先生の鉄板根多。
宝くじがあたってしまった男と、その妻の姿を描く物語。
現代版「芝浜」
「宝くじがなくなったんだから、こうなったら仲良くするしかないじゃない」
という台詞が印象的。
笑いとほんわか感がミックスされたいい作品だ。
自分でも2億円当たった時の使い道をいろいろ想像した。
想像するのは只だからね。

■神田松鯉 講談 柳沢昇進録~白菊金五郎(上)
トリは松鯉先生。
今回の会場を見て、昔よくやったビジネス講談を思い出したそうだ。
このような会議室で演ったそうだ。
年間150高座だったそうだから、結構企業からお呼びがあったのだな。
今席は、本日と翌日で白菊金五郎を上下に分けて演じるという。
柳沢昇進録は20席あるとのこと。
この席は、その中のどの辺りに位置するのだろうか。
悪人金五郎をあの声で、目一杯渋く、悪く演じた。
坊主の符丁で玉子を御所車(中に君がいるから)というところが、印象残っている。
柳沢は出てこなかった。

ウィークエンドに定席が帰って来て良かったなという思いも束の間。
次回5月からは、場所はまた上野で、今度は広小路亭に替えて、平日(夜)の開催になる。
せっかく見つかった秋葉原の会場が使えないことになって、結果平日開催に戻ってしまい、非常に残念です。
秋葉原の会は、一月だけの、「まぼろしのアキバ本牧亭講談定席」となってしまうんだな。

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コメント

義士銘々伝の「前原伊助」には「平戸日記」という筋があって、
「倉橋伝助」もそうなんだけど、義士伝自体とはあまりリンクしてない武勇伝でおもろいですね。
槍持になって敵討ちをするところは、その「平戸日記」の前段にあたるのでは。

投稿: 松井高志 | 2012年4月17日 (火) 07時24分

松井さんこんばんは。
松井さんのHPで「平戸日記」の粗筋を読ませて頂きました。
そうですね、ほぼ同じでした。
違いは、主人が殺された時一緒にいた伝助の相棒が、これは一大事と城へ報告に行く。
それで、たしか大高源吾が駆けつけるが、丁度仇をとった所だった。
というまとめ方でした。
情報ありがとうございました。

投稿: ヒロクン | 2012年4月17日 (火) 20時47分

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