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2012年3月22日 (木)

2012.03.20 神田すみれ一門会

かんだすみれ一門会へ行ってきた。
この会は毎月第3火曜日の午後に行われている。
平日の午後の会へ行くのは無理で、丁度この日が祝日と重なった日だけなのだ。
前回は2010年11月23日。
1年半ぶり。
この会には毎回テーマがあるそうだ。
今回は3月3日桃の節句繋がりで、結婚・ラブラブ系だそうだ。
仲入り後の3席がそのテーマに因んだ読み物だそうだ。
どんな会だったのか・・・

■神田陽仙 講談 三方ヶ原軍記~抜き読み
前座は開演前に上がる。そして会に入っている全ての前座が上がるというのが、講談界のルール。
開演時刻は13時00分。
12時半に最初の高座が始まった。客席は5組くらい。
陽仙君はこの日始めて聴いた。三方ヶ原の抜き読み。5分くらいの高座だった。
■神田こなぎ 講談 般若の面
今回で聴くのは2回目。
孝行娘の読み物だ。
彼女は声が全体的に高い。
低めの声を出すようなボイストレーニングをした方が良い。
■宝井梅湯 講談 那須与一 扇の的
前座最後は梅湯君。前座3人で30分の尺だったようだ。
梅湯君くらいのキャリアになると、前座でも安心して聴ける。
扇の的を
サクサクっと7~8分で演った。
多分持ち時間を2分程残したのではないか。
■神田あおい 講談 巴の小万(五)
上がり時間が少し早まったので焦ったのだろう。出が少し遅れた(笑)
岩槻市出身で、岩槻人形大使をしているにもかかわらず、ここ数年ひな人形を出してないというマクラで会場を沸かす。
読み物は、勉強中の連続もの「巴の小万」
みちのくで仇に出会うところまで。
悪人の演技がさわやか過ぎるかな(笑)
悪人が毒々しくできれば彼女の芸の幅が広がる。
がんばってほしい。
■神田すみれ 講談 五郎正宗孝子伝
サウスポーの張り扇が唸る。「待ってました」の声。
客席は既におおむね満席になっていた。
師匠がこんな浅い出番になるとは思っていなかったのでびっくりした。
この会は一門で順番にトリを取る決まりだし、毎回のテーマという宿題も順番にこなす課題もあり、出番は柔軟に決めているのだろう。
この会の翌日がなでしこの会(この会も毎回テーマが決められる)と続くので、毎月師匠からの宿題をクリアする必要があり、弟子達にはいい尻たたきではないか(笑)
読み物だが「五郎正宗」と言えば、私の中ではすみれ先生。何回も聴いて印象に残っている。
今回久々に聴く事ができた。
調べたら2001年以来だ。
協会を移ったり、定席がなくなり平日の会が多くなったり色々な事が重なり、すみれ先生の高座自体がなかなか聴くチャンスが無くなってしまっている。
もう少し聴く機会を増やしたい。
■笑福亭瓶二 落語 短命
仲トリはゲストの瓶二師匠。鶴瓶門下の噺家さんで、東京でも精力的に会を開いておられるようだ。
私は初体験。
キャリアが20年と言うことなので、お江戸でいう真打ちクラスになると思われるので、師匠と書かせて頂いた。
テーマがあるという話しを事前に聞いたのだろうか、自分の奥さんをいじるマクラからこの噺に入った。
大阪弁の「短命」は初体験。
上方落語を聴けたので、今日はラッキーだった。

仲入り

■神田すず 講談 モンテクリスト伯(一)
現在勉強会で公開中の連続もの。その第一話を口演した。
この回では、主人公が恋人と結婚式の前に行なわれる「婚約式」の場面がある。
日本ではこのような風習はポピュラーではないが、フランスでは一般的らしい。
キリスト教の習慣からきているようだ。
婚約式の最中のこと。ラブラブの二人を引き裂くように、主人公の若者は無実の罪で捕らわれの身となってしまうところまでが一話目。
何回も演じているのか、大分滑らかだった。
■神田山緑 講談 太閤記~間違いの婚礼
大家のお嬢様に縁談話が持ち上がった。親も大賛成で話を進めてしまう。
しかし娘は乗り気ではない。既に意中の人がいるという。
そこで現れたのが破談の名人といわれる木下藤吉郎・・・・
娘の意中の人とは何と藤吉郎その人であり、最終的に藤吉郎はその娘と結婚してしまうという、そんな美味い話はあるわけねぇだろう的な読み物。
講談とはそういうものだ(笑)
■神田春陽 講談 幾夜餅の由来
トリは春陽君。おめでたい話で、「来年の3月」を口演。
「幾代餅」の表記の方が一般的かもしれないが、この題名でネタ出ししてあった。
この話のある解説を引用すると、
清蔵は一年間働いて一夜の夢を買い、後に夫婦となって両国橋の西詰めで自ら焼いたあん入りの餅を「幾夜餅」と名づけて1個5文で売り出した。幾夜餅はたちまち評判となり商売繁盛した」という。
だから「夜」なのか
いい出来だった。笑いもあり、涙もあり。
春ちゃんはいつ真打ちになっても大丈夫。何故声が掛からないのか不思議なくらい。

結婚、ラブラブ講談会でした。

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