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2012年1月16日 (月)

2012.01.02 新作落語お正月寄席 #rakugo

総武線のトラブルで予定より10分ほど遅れて両国から新宿へ到着。
正月吉例の新作落語の会の初日を聴くためだ。
会場のプークの前には既に30名程の行列だった。
日が沈んで寒さがだいぶ厳しくなってきた。
帽子をかぶり、マスクをして寒さに絶えている姿は、怪しいオヤジである。
10分ほど待って開場となった。
稲田氏がロビーで寛いでいるのが見えた。
席は子供サイズなので窮屈だ。運良く最前列が空いていたのでゲットした。
これで足をのばして観れる。ふ~

■三遊亭わん丈 落語 プロポーズ年の差なんて
圓丈一門の末っ子弟子。
未だ1年目のわん丈君だ。
去年のこの会は、お客として観ていた。
かれは落研出身ではなくて、入門するまで圓丈師匠も落語自体もあまり知らなかった旨、自己紹介マクラで言っていた。
その割には、落語は上手だった。
新作の作り方もセンスがあると思った。
醤油顔ですっきりしている顔かたちなので、女性ファンが増えそうだ。

■三遊亭ぬう生 落語 先生のあだな
学園ものの落語。
生徒は直ぐに先生にあだ名を付けたがる。
主人公は若き先生。担任を受け持つことになった。
クラスの生徒に付けられたあだ名は「総理」
わけは・・・
年末のトンデモと比べると、牛乳石鹸ホワイトのような落語だ。
伝わらないか(笑)

■三遊亭天どん 落語 クラブ交番
天どん君の登場。
この人は前座の頃から、相変わらずやる気なさそうな雰囲気を醸し出す。(笑)
落語に出てくる人々も、やる気なさそうな人達。
ぶりっこな娘とバカ丸出しの青年がいちゃついている場面の描写が続く。
主人公登場
「ちょっと聞いていいですか」(注)
「ここ交番ですよね」
こういう予想外の入り方は好き。

この落語の中では、いちゃいちゃする警官に、遂に主人公が「真面目に仕事してくださいよ」と叫ぶ。
「お前に言われたくないよ」と私は心の中でつっこんだ。
それは置いといて、形は「宿屋の仇討ち」。
現代の噺に置き換えるとこうなるという例だな。

(注)
「~していいですか」は、21世紀の日本語だな。若者言葉として採用していた。
っていうか、彼もその若者なんですけどね。

■桂枝太郎 落語 刑務所の中
枝太郎師匠は、真打になってかなり大きくなった。
芸じゃなくて、体が。
らくごまつりで久しぶりに姿を見た時、最初は別人だと思った。
気がつかなかった。
噺の事も書かないと。
相手を呼ぶ時、名前の代わりに「痴漢」とか犯した犯罪名で呼ぶのが肝かな。

■夢月亭清麿 落語 バスドライバー
この噺は何回目だろうか、3回目かな。
老年の青春時代への回帰。
若い自分を取り戻そうとでもするかのように、終点駅を通過しても更にバスを疾走させるドライバーと老人の客。
登場する人物が、映画コクーンに出てくる老人のようだ。
落語の裏にそんなイメージを感じた。

お仲入り

■瀧川鯉朝 落語 お父さんの秘密基地
これは子供ではなくて、お父さんが主人公の噺だ。
家ではタバコも吸えない、自由の無い父さん。
そんなお父さんが、近所にある廃屋のビルを隠れ家に使うことになったのだが・・・
お母さんが強過ぎ(笑)

■三遊亭圓丈 落語 ランボー怒りの脱出
トリを白鳥師匠に譲って、気楽に演るという。
映画のアクション部分を、落語の所作でやるのがこの噺の肝。
初めて観た時は、この意外性、落差が可笑しくて大爆笑だった。
久しぶりに観たが、やっぱり笑ってしまった。
最前列で観ていた事も有り、表情がよく分かった。
力を抜いて、気楽に楽しそうに演じていたように見えた。
ヘリコプターの所作?で使う、早野凡平先生から譲り受けたというほんじゃま~の帽子、どこかに売っているのだろうか。

■三遊亭白鳥 落語 人体革命
心臓、肝臓等の内蔵ら、林家内蔵一門 VS 神田前頭葉ら脳軍団が頭の上で対決・・・
現代版頭山?
落語版ミクロの決死圏?
これは初めて聴く作品だった。
荒唐無稽とはこの落語の事か。
白鳥師匠の脳力が怖い・・・

稲田氏のブログによると、打ち上げはさくら水産だったらしい。
彼ららしいな(笑)

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コメント

遅くなってしまいましたが、おめでとうございます。今年も場違いな話題でお邪魔しそうですが、よろしくお願いします。
ところで・・・実はこの日は帰省中で、前から2列目におりました。もしお顔を存じ上げていたら、一言ご挨拶申し上げたかったです。

この会は「東京かわら版」で知り、この機会に江戸の元気な新作派を一気にやっつけようか?と思い立ちました。
円丈師匠は2度目でしたが・・・「円生直伝の首絞め」の決まりっぷりに見惚れました。
古典をなさっていれば「正統派の名人」と言われる筈の方が、敢えて茨の道を歩まれているのでしょうね。
白鳥師匠も2度目ですが、とにかく「得体の知れない生命力」に圧倒されました。
鯉朝師匠は3度目、勝手に「同志」だと思っています。実はこの日一番がっちりした「落語」だったような気がします。
清麿師匠は初めて、色々な意味で大学の先生のようでした。天どんさんも初めてでしたが・・・疲れました。その癖女の子の演技を「可愛い」と思ってしまったのですが。

投稿: 明彦 | 2012年1月16日 (月) 23時26分

明彦さん、コメント遅れました。
ごめんなさい。
本年もよろしくお願いします。

そうですか、2列目でしたか。
私は前列中央でした。わからずに残念でした。
お江戸の落語を、満喫できましたでしょうか。
明彦さんのおそらく観てない落語会レポートが未だ少し続きますので、またブログを見に来てみてください。

投稿: ヒロクン | 2012年1月18日 (水) 08時27分

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