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2012年1月11日 (水)

2012.01.01 講談協会初席 #koudan #rakugo

寄席はどこも立錐の余地もない人出なので、笑いに行っているのか疲れに行っているのかわからなくなってしまう。
というわけで、昨年は神社の寄席に行った。
今年の初席は講談にした。
落語に比べたらよくも悪くも人出は少ない。
ゆったりのんびりとまではいかないが、それでも寛いで聴けた。
開場時刻の15分前に日本橋亭へ到着した。
貞鏡さんの計らいで、開場前だけれど寒いのでお客さんを中へ通していた。
私も寒い中待たずに、中へ進んだ。
どんな初席だったのか・・・

■宝井梅湯 講談 三方ヶ原軍記
2012年初高座は、梅湯君だった。
いい調子だった。
三方ヶ原というと、最近は立川流の方がよく演るのかもしれない。
本家がんばれ。

■神田すず 講談 宮本武蔵伝~狼退治
ここから二ツ目が続く。
梅の花模様?の明るい着物のすずちゃんが登場した。
根多は豪快なもの。狼退治。
人が死ぬ読み物ではないので、良しとしよう。

■神田あおい 講談 大名花屋
続いて姉弟子のあおいさん。
おめでたい根多で且つ得意根多のこの根多を読んだ。
あおいさんの武士は結構いい。

■一龍斎貞橘 講談 黒田節の由来
大型の二ツ目が、豪快な根多を読んだ。
大好きな酒を飲んだだけで、名槍を貰うという内容は落語っぽい。

■田辺一邑 講談 良弁杉の由来
奈良東大寺にある良弁杉の由来話。
歌舞伎芝居根多でもある。
初めて聴いた根多だった。
東大寺へ行った時には、この話は全く知らなかった。
今度行った時は、この杉を観てみたい。
一邑先生が言うには、丁度クリスマスツリーにいいくらいの杉らしい。

■宝井琴梅 講談 伊達政宗 堪忍袋
マクラから根多に入った間もないころ、グラグラっときた。
大きなゆれが長い時間続いた。
琴梅先生は、「永谷のビルは耐震構造だから大丈夫だ」と、客席を落ち着かせた。
がしかし、講釈師の言うことを信用していいのだろうか(笑)
根多は、人の上に立つ人は違うなという内容の物語。
宝井の読み方は、今の馬琴先生もそうだが講談というより普通の世間話に近いリズムの場面があり、気軽さがある。

お仲入り

■一龍斎貞山 講談 左甚五郎 三井の大黒
貞鏡パパの登場。
「今年は丁寧に読みたい」という目標だそうだ。
たしかに丁寧にお読みになったと思います。

■一龍斎貞友 講談 神田松五郎~少年時代
貞友先生のこの高座は落語だな(笑)
地の部分が少なくて、対話の追いかけっこだ。
「講釈は声色を使うな」と教わる事があるそうだが、貞友先生の講釈の場合、声色が存在意義、声色が命と言ってもいい。
この根多も母役は、ちびまるこちゃんのおかあさんだし、男の子は忍たまだし、私的にはすごくおもしろい高座だった。

■一龍斎貞水 講談 鉢木問答
トリは人間国宝の登場である。
新年にふさわしいというよりも、普段あまりやらない根多を読むという。
何かなと思もったら、この根多だった。
山家での鉢木問答から、駆けつけまでのフルバージョン。
たっぷりと聴けた。
終演時間30分オーバー
関係ないね(笑)

静かさの中で迎えた元旦の日本橋界隈。
年末年始の慌ただしさから開放された空間だった。
こういう初席もいいんじゃないかなと思った。

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