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2011年12月14日 (水)

2011.12.13 池袋演芸場 中席夜の部 #rakugo

池袋の12月中席へ行ってきた。
この芝居の企画は、芸術協会所属の女性講釈師が主任で「義士伝」を読むもの。
ここ何年かは、陽子先生、紅先生、紫先生の三方が交代で主任を務める形になっている。
私は紅先生の会へ行った。
仕事を終えて、池袋演芸場に着いたのは7時少し前。
夜席は、既に仲入りを迎えていた。
どんな会だったのか・・・

■三遊亭笑遊 落語 宿屋の仇討ち 半ばまで
この席では、何故か出現率が高い印象の笑遊師匠が食いつきで登場した。
フルでやれば一時間近く掛かるだろうという噺だ。
侍が、隣部屋の江戸町人の馬鹿騒ぎにキレて、宿の若い衆の伊八を二回呼ぶところまでを演る。
こういう噺の切り方もアリなんだな。
最前列のご婦人が椅子からころがらんばかりに、めちゃくちゃウケていて、笑遊師匠はやり易かったんじゃないでしょうか。

■桂歌春 落語 越後屋
越後屋へ煮豆を買いに行った男が、この店のお嬢様に一目惚れをしてしまう噺。
たぶん「越後屋」という題だったと思います。
入り口近くの前から2列目の席の男に、仲入り後から30分間菓子を喰いつづけられ、その汚い音に耐えられず、途中で席を移った。
かんべんしてほしい(T-T)

■林家花 紙切
席を移ってほっと一息着いた。
出てきた芸人さんが花さんだったので、ストレスが引っ込んだ。
もう癒された。ほっ
花さんは寄席で唯一の女性紙切。
初めて作品をみたのは、らくごまつりの紙切教室でのこと。
舞子さんが実にやさしい曲線で切られていたんだ。
女性の線だった。
この日もやさしい線の紙切だった。
花さんの話術がすき。
お上品な言葉の中に、するどいツッコミがある。
あと花さんの、二楽さん表現で「B面」と称する、切りくずの表現が面白い。
リクエストだった来年の干支「龍」の時は、「毛皮」と称した。
歌丸師匠の似顔絵切りの時は、しかばねとか、脱け殻とか言うんだよ、ニコッとしたやさしい顔で。
わたしには、これがウケた。
歌丸師匠の似顔絵も上手だった。
歌丸師匠はムっとするが、ご本人以外は笑うだろうなという出来。

■神田紅 講談 義士銘々伝~南部坂雪の別れ(踊り入りバージョン)
初日から3日間が紅先生の主任。
根多は、
初日が「堀部安兵衛生い立ち~駆けつけ」
二日目が、「赤垣源蔵~徳利の別れ」
そして今回の三日目が「南部坂雪の別れ」
登場と共に「まってました」の掛け声が掛かる。
討ち入りは無いと聞いた瑤泉院の怒りと嘆きの場面は、引き込まれた。
この読み物の見せ所は、四十七士の言い立てだが、DNAに刷り込まれているように鮮やかなリズムだった。
それから今回ヴァージョンは踊りがある。
寺坂の口上で討ち入りの場面が実況される。
邸内での戦いの場面を、ロック版「剣の舞」の曲に乗って、紅先生が舞う。
歌って踊る講談。これが紅講談の醍醐味だ。
この演出は紅ファンには堪らないだろうし、初めて講談を観た人は、講談に興味をもったのではないかな。
昔ながらの講談もいいし、こういう形もあっていい。

終演後は、紅一門それから紅軍団の方々と打ち上げ。
これも楽しかった。

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