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2011年8月29日 (月)

2011.08.27 カフェで楽しむ講談~若手講談会vol11 #rakugo

落語カフェで行われた、若手講談師の会へ行ってきた。
2団体の中の若手が登場する。
団体は別れているが、若手同志は仲がいい。
どんな会だったのか・・・

■神田真紅 講談 桜田門外の変、伊達家の鬼夫婦
前座は真紅ちゃんだった。
日本講談協会の前座さん達は、芸協の寄席に入っているので、なかなか他の会の前座を頼み辛いという現実がある。だから講談講談協会の前座さんに頼む事もよくある。
それが元で、講談協会の若手を知るきっかけになったわけです。
真紅ちゃんは水戸出身ということで、「桜田門外の変」を短く演り、その後「伊達家」と続けた。
マクラで言っていたが、水戸は日本3大ブスの産地だそうだ。
因みに他の2都市は仙台、名古屋。
根多はブスつながりだったのか・・・・

■神田すず 講談 西遊記~悟空破門の抜き読み
このところ連続物を勉強しているすずちゃんの高座は、やはり今勉強中の西遊記だった。
西遊記は山吹先生がおやりになる、「悟空と八戒との出会い」しか聞いたことが無かった。
この日の場面は、三蔵法師の誤解から悟空が破門されてしまうが、その後悟空の居ないところで三蔵達は事件に巻き込まれてしまう内容。
マクラの話し方が上手くなったな。

■田辺一乃 講談 二宮金次郎
一鶴先生のDNAを受け継ぐ講釈師が続きます。その一人目。
講談は初めて聴いたと思う。
現師匠の一邑先生に「高座から転げ落ちろ、唄え」と指導されているそうだ。
この高座でも二宮金次郎の歌を歌った。
一鶴一門らしい高座だった。

■宝井駿之介 講談 高野長英~水沢村の別れ
宝井となったが一鶴先生のDNAを受け継ぐ男だ。
彼の所作は意識してやっているのかわからないが、一鶴先生に似ている。
水沢村から江戸の町までの旅路を、修羅場読みで進めるのだけれど、彼の修羅場読みはいい。
リズム・滑舌といい、講談のラップだ。

お仲入り

■神田あおい 講談 牡丹灯籠~お露と新三郎のなれそめ
真紅ちゃんから三大ブスの話題が出たので、三大美人都市の話題から入った。
その一つが大宮だそうだ。
自分はその大宮出身の母から生まれたと、どや顔で話す(笑)
神田の怪談ではポピュラーな牡丹灯籠から、ポピュラーじゃない部分をこの日は読んだ。
お露と新三郎の出会いから、お化けになるところまで。
お化けは最後ちょこっとしか登場しないので、この場面は怪談としては物足りないところ。
しかし二人のなれそめは、「お札はがし」を何回か聴いたのなら、知っておきたい場面。
あまり聴く機会がないので、貴重な高座だった。
あおいさんの演じるお露は、結構ぶりっこ風なんだが、それが好き(笑)
わがままお嬢性格のお露さんは、お米さんを色々困らせたんじゃないかな。
だから心労でお米さんも亡くなったのじゃないかと、勘繰ってみた。

■神田きらり 講談 寛永宮本武蔵伝~狼退治
きらりさんは、実は怪談を持って無いそうだ。
それでは夏は食えないので、師匠に頼んで今「肉付きの面」を稽古中なのだそうだ。
来年はきらりちゃんの怪談が聴けそうだ。
稽古中の鬼の顔をやったんだけど、怖え~~(笑)
読み物はお馴染みの「狼退治」
この講談は空想スーパーマン物語なので、リアリティは感じないのだけれど、きらりちゃんが演ると、それっぽいんだ(笑)

若者達の元気一杯の高座を聴けて、エネルギーを分けてもらえた講談会だった。

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