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2011年8月 8日 (月)

2011.08.05 神田愛山・宝井琴調二人会~夏 #rakugo

高校野球甲子園大会
アロハ・マンダラーズ
上野鈴本のさん喬・権太楼
圓朝まつり
夏のイベントは色々あります。
私の中では今年、知的な夏を感じ入る企画がこれです。
神田愛山・宝井琴調二人会
この会に集まった知識人(笑)でらくごカフェは満席
さて、どんな会だったか・・・

前談テーマ<頑張れ東北!>

■宝井琴調 講談 名月若松城(会津)
協会は別だけれど同期ということで、仲の良いお二人の会。
東北根多というのが前半。
琴調先生の得意根多だ。
戦で君主の命を救った家来、君主は家来の忠義を計る為なのか、わざと助けられた事は無い事にしていた。
助けた家来は、褒美も無ければほめ言葉すら無いので、主人を見限って城を出て行く事になった・・・
でもハッピーエンドで、おめでたい読み物だ。
琴調先生の侠客物が好きでよく聴くが、こういう読み物もなかなかいい。

■神田愛山 講談 天保水滸伝~ボロ忠(仙台)
仲間の中では、ボロを纏った忠吉と言うことで、「ボロ忠」と呼ばれる男。
自分の親分が風呂に入っている時に、着替えの着物やら200両入った胴巻き等を身につけてそのまま賭場へ行ってしまう。
人の褌で相撲をとった形で、幸運にも大金を得てしまうボロ忠。
その後も運は続き、親分の後を継いでいくというサクセスストーリー。
2代目神田山陽の得意根多。
愛山先生といえば、新作講談が好きなのだが、古典もいい。
侠客物は今の神田派では一番じゃないかな。
良かったです。

お仲入り

後談テーマ<これよりミステリーと怪談>

■神田愛山 講談 喘息療法(結城昌治原作)
お得意の結城昌治作品からこの作品。
結城昌治作品は私は読んだ事は無い。
全て愛山先生の講談で知った。この作品もそうだ。
定年を迎えた男とその妻。
あまり仲はよくない。というか仲が悪い。
妻は夫を殺そうと企てるが、同時に男も妻に殺意をもっていた。
ここだけ書くと怖い話のようだが、にやっと笑える物語になっている。
結城作品はブラックジョークが効いていていい。
愛山先生の芸風とも合っているのだろう。

■宝井琴調 講談 真景累ケ淵~豊志賀の死
トリは怪談。
怪談は怖くて嫌いだと話してから、ニコニコ顔で宗悦殺しの後の場面から読み始めたが、真顔で入るより怖かった(笑)
怪談シーズンに入る前に、四ツ谷のお岩稲荷へお参りをしたと言う。
その時貰った御札を横に置いての高座だった。
後で思ったが、今夜のは円朝作品なので、お岩稲荷の効力はあったのかどうなのか(笑)
全生庵へも行って頂けたのだろうか・・・

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コメント

琴調先生が演じる「愛宕の春駒」の馬が倒れる場面って何故か印象に残るんです

投稿: B_Blue_WTB14 | 2011年8月 9日 (火) 22時40分

講談に目覚めた?B_Blueさんこんばんは。
「愛宕の春駒」は宝井の十八番。
いい読み物を聴きましたね。
若手だと、琴柑ちゃんがぽっぽちゃんの立ち位置でがんばってます。
こちらもよろしくお願いします。

投稿: ヒロクン | 2011年8月10日 (水) 21時11分

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