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2011年8月 1日 (月)

2011.07.30 伝説の 復興支援寄席~池袋演芸場 #rakugo

池袋演芸場での復興支援寄席へ行った。
じつはこの会は大変だったんだ。
雨の中、並ぶのは嫌だなという安易な考えで、開場時間少し前に到着した。
曇り空だったが雨の気配はなかった。
入り口前には10名程の行列があった。
「行列がこんなに少ないなんて、ラッキー!」
と最後尾に並んだ。
入り口に張り紙が見えた。
整理券配布で130席完売という内容だった。
整理券配布なんて聞いてないとゴネるオヤジがいて、小袁治師匠やら街頭にいた噺家さんが対応に苦慮していた。
ここまで来たのに、小三治を見れないのか・・・
さぁヒロクンはどうしたのか。
今回はそのドキュメントである。

早い人は朝5時半から並びはじめたらしく、行列が長くなると近所迷惑だという判断で、朝整理券を配布したそうだ。130席は9時半で完売だったらしい。
開場時間に行くなんていう素人には、整理券行列の権利さえなかったのである。
0730p1020286
ブログに載せるということで、うん平師匠にポーズをとって頂いた。
池袋演芸場に入れない、小三治を聴こうと集まった客は何と1万5千人。
ここではどうしようもないので、国立競技場でパブリックビューイングということになった。
ここまで来たら乗り掛かった船だ。
0730p1020289
これがその会場の一部の風景。
けっして演芸場の手ケツ前での街頭テレビ鑑賞ではありません。
落語協会のご好意により、街頭テレビパブリック・ビューイングは無料ということになった。
「今日の前座は、ございます君と、多ぼうさん。今多ぼうさんが二番太鼓をたたいています」
うん平師匠が解説してくれる。
通り過ぎる一般人は、日本代表戦でもやっているのかという顔で通り過ぎていく。
多ぼうさんのマナー・アナウンスが有り、始まりである。

■三遊亭圓丈 MC

というわけです。
モニタのガラスに、国立1万5千人(未だ言うか笑)の姿が映っているのが見えたでしょうか。
私が笑っている時は画面がゆれている時でした。
うん平師匠、PA前のお客さんを第2部のお客さんと呼んでいたのに今気づきました。

■柳家小袁治 落語 夏どろ
続いて小袁治師匠の高座。
マイクの音が小さくてマクラは何だか分からず。
途中で音声が復旧した。
落語はどうやら夏どろだったようだ。

■入船亭扇橋 落語 心眼
0730p1020288
映像は写ってませんね。残念です。
ここはもう、絵は想像してもらうしかありません。
圓丈師匠も言っていましたが、体の具合が悪いので、お弟子さん2名で師匠の両脇を支えながらお連れして、なんとか高座に座ることができました。
ここからまた音声トラブル。音が聞こえません。
ぼーっと見ていると、手を打つ音は「パン」と聞こえた。
マイクは直っていた。声が聞こえないんだ。
世之介師匠の現地偵察報告では、客席も声が聞こえているのは、前から2列目までだとのこと。
そんな扇橋師匠の高座は15分だった。
師匠、おだいじに。

■柳家小三治 落語 小言念仏
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PA前では、歓声、拍手が沸き起こります。
小三治師匠の登場だ。
ぼそぼそと話がはじまった時の写真。
湯飲みを持とうとしています。
そして湯飲みをもったまま、飲むでもなく、もったまま話を続けます。
飲むのか話すのか、どっちかにしろ的な形だ。
これは(マクラが)長いなと思った。
扇橋師匠の事、会場に入れなくて街頭テレビを見ている人達(私達のこと)も話題にでてきた。
上にいた噺家さんが、国立の1万5千人の観客の様子を、携帯で撮って見せたり、楽屋で説明したりしたのでしょう。
それから最近の色々な事柄のぼやきが続きます。
30分が経過した。
このままマクラで終わるのかなと思ったら、羽織を脱いだよ。
陰陽のマクラからこの噺に入った。
以前の鈴本の復興支援寄席の高座とおなじパターン。
でも何度聞いても可笑しい。
終わってお辞儀をすると、ここPA会場でも拍手がおきました。
45分たっぷりと聴かせてもらいました。
完全なライブでした。超臨場感。
噺家さんと和やかに話したり、ふざけたりと貴重な体験もできた。
しかも無料で。
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前座のございます君だ。
なぜ彼が映っているのか。
彼は、われわれ国立の1万5千人のサポーターのために地下の楽屋から、冷たい麦茶を持ってきてくれたんだよ。
熱中症で倒れちゃいけないってんで。
しかも2回も往復して、1万五千人分だから。ドンだけでかいお盆だということだ(笑)
氷入りで冷たくて、実に美味しいお茶でした。
御馳走さま。
それから、音声が聞こえなくて分からなかった扇橋師匠の根多も、彼から教えてもらった。
下の客はお金払って落語を聴いて、お茶も自前。狭いところで聞いていた。
こちらは無料で落語は聴けるは、お茶まで頂いた。
どっちが正解だったかな。
という、今回の復興寄席始まって以来のハプニング。
「池袋PA観戦事件」のドキュメンタリーはこれでお終い。

一点書き忘れました。
募金を手伝っていた玉の輔師匠を見つけたので、春風亭ぽっぽちゃんの改名について、ちょっと聞いてみた。
ヒ「ぽっぽちゃん、今度ぴっかりに改名するって本当ですか」
玉「ほんとうだよ」
ヒ「ぽっぽちゃん、納得してたんですかね」
玉「そうだよ」
ヒ「ぴっかりって、志ん橋師匠が襲名するんじゃないですよ」
玉「いやー彼女も、そのうちにぴっかりさ」
最後は意味不明なお言葉でした。

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コメント

う~ん何かすごい経験したようですね。私はこの日義理で顔を出している野球の試合が
入っており、決行か中止かの連絡が無かったんで午前中は家でゴロゴロしていました。
もし何も予定が入っていなければ同じ経験をしていたかもしれませんね

しかし「街頭テレビ」の記述の見え消しに思い切り笑いました。
今は良い思い出なのですが、志ん朝師匠が亡くなる少し前に池袋演芸場に出演したときに4日間足を運んだときもこんなこと無かったと思います。

>整理券配布なんて聞いてないとゴネるオヤジがいて、小袁治師匠やら街頭にいた噺家さんが対応に苦慮していた。

こりゃゴネる方が悪いと思います。周囲の商業施設への影響を考えれば整理券配布は適正な対応ですし

>募金を手伝っていた玉の輔師匠を見つけたので、ちょっと聞いてみた。

 ぽっぽちゃん新芸名の最大の謎=「☆」の件はどうだったのでしょうか(笑)

投稿: B_Blue_右ウイング14 | 2011年8月 1日 (月) 21時25分

B_Blueさんおはようございます。
ぽっぽちゃんの、「☆」はどうなんでしょうかねぇ。
名前は置いといて、昇進で新調する紋付きの紋が「☆」はあるかもしれないですね。

投稿: ヒロクン | 2011年8月 2日 (火) 07時58分

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