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2011年7月22日 (金)

2011.07.19 立川キウイの真打昇進の会~しょかい

2011.07.19 立川キウイの真打昇進の会~しょかい
キウイ師匠の真打昇進披露落語会へ行ってきた。
場所は中野ゼロホール。
ひょっとしたら家元が・・という期待も込めてチケットを購入したのが4月。
予約した指定席は、後ろから2列目だった。
会場は満席。
みんなも「ひっとしたら家元が」という了見なのか(笑)
その家元は・・・

■立川こはる 落語 十徳
噂では知っていたこはるさんの初高座(鑑賞)がこの日になった。
「談春の弟子の、こはるでございます」と言い頭を下げた。
なかなか滑舌の良い、とおりの良い少年の声だ。
音のいい江戸弁だ。
まるで、アナウンサーが江戸弁だったらこうなるだろうという形。
右團治師匠が「小文」時代に聴いた時と同じ印象だ。
これからが楽しみな前座さんだ、あまり聴く機会はないと思うが。
談春一門の総領弟子でもある。
師匠はかなりの期待感や、可能性を見抜いて弟子にしたのではないか。
どんな噺をやるのか、ネットを検索してみたら、「三方ヶ原軍記」を演っていたよ。
立川流は講談が必須科目だし、談春門下だし、ハードル高いね。
でもこれを乗り越えるんだろうな。

■立川志の輔 落語 親の顔
前座さんの後は、立川流の二ツ目さんは上がらずにいきなりの登場で、びっくりした。
たぶん生の高座は初めてだと思う。
高座までは、ああやってやる気なさそうに歩くのか(笑)
根多は人気の新作落語だ。
生で聴くのがいい。当たり前だけど。

■春風亭昇太 落語 人生が二度あれば
続いてゲストの昇太師匠だ。
久しぶりに聴くかもしれない。
調べたら三年ぶりだった。
お約束で、キウイ師匠をいじるマクラがあり、落語に入った。
根多はこれもお馴染みのもので「人生が二度あれば」
新作が続く。
昇太師は軽くていい。
いつまでも軽い高座であってほしい。

お仲入り

■口上

緞帳があがる。
高座の下手の方から、左談次(司会) キウイ 志の輔 昇太 <敬称略>の順に並んでいた。
楽しい口上だった。
三本締めの音頭は左談次師じゃなくて、志の輔師だった。

■立川左談次 落語 読書日記
左談次師がヒザで登場。
事前に「師匠、本を読んでください」とキウイ師からリクエストされた根多?を演る。
お馴染みの、本の内容にツッコむという、なんだろう漫談のような高座。
何回か体験している。
今回餌食になってしまったのは、正蔵師匠のこぶ平時代の著書で、たしか「通になりたい」だったかと思う。
酒場での一人酒飲みの場面を、ひたすらツッコむ。
調子が最高潮に達したところで、本を高座に叩きつけた(笑)
お疲れさまでした。
正蔵師匠御愁傷様でした。これに懲りずにまた本も書いてください。orz
そしてまた、読書日記でお会いしましょう(笑)

■立川キウイ 落語 芝七
家元に本日確認の電話をしたところ、「遠いな」と断られたそうだ。
自虐的な内容のたっぷりなマクラから落語に入る。
ここまで前座以外は新作落語で、来た流れの中で何を演るのか。
古典を演るという。
そして登場人物の中に、談志が登場するという。
古典のパロディをやるのだろうか。
「ちょいとあんた、起きとくれよ」の台詞で始まる。
客席から笑い声が起こる。
起こした理由を夫が妻に尋ねると、娘のお久が居なくなってしまったという・・・
そうきたか、直球ストライクかと思いきや、途中でストンと落ちるフォークボールを投げてきたな。
タイトルから推察できるように、古典の人情噺2種を足して2で割ったパロディだった。
継ぎ接ぎの違和感はなかった。
家元は「立川談志」本人役で登場した。
芝浜のサゲを替えて締めたが、結構良かった。機能した。
客席から「お~」という感嘆の声が聞こえた。
高座は80分の熱演だった。

いじられ役のキウイ師匠が主役の会なので、最後はこう締めよう。

「落語は、こはるさんのほうが上手かった」(笑)

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コメント

こんばんは。キウイ師匠、豪華メンバーに支えられても、かなり微妙な存在感を発揮されたようですね。
僕は10日にブラック師匠の大阪毒演会で、『大工調べ』と噂の『キウイ調べ』を続けて聴くことが出来ました。
・・・僕には『キウイ調べ』は、キウイ師匠を讃える企画としか思えなかったのですが。
ブラック師匠が演じる冷酷非情で色事師の「腐った果実」、カッコよかったです。

ところで、上方には「笑福亭右喬」という、これまた格好のネタになる方がいてはります。
王道を行く笑福亭松喬一門の中で、異色のいじられキャラで・・・
でもキウイ師匠とは違って、比類なき「フラ」と真面目さ人柄のよさが伝わって来ます。
御記憶の片隅に留めて頂ければ・・・。実は十月繁昌亭で初の独演会があるのですが。

投稿: 明彦 | 2011年7月23日 (土) 00時53分

明彦さんおはようございます。
ブラック師匠を聴きましたか。
師匠のブラックジョーク、下ネタは厳し過ぎてブログでは書けません。
生で鑑賞できた人だけの特権ですね。
「笑福亭右喬」師匠は聴いたことないですね。
メモしておきます。

投稿: ヒロクン | 2011年7月23日 (土) 07時47分

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