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2011年6月30日 (木)

2011.06.29 第3回 ぽっぽのぽ

春風亭ぽっぽちゃんの勉強会へ行ってきた。
仕事場を予定より2分オーバーして出発したら、15分遅れで到着。
開演10分前だった。
今年一番の暑さだったのだが、館内の冷房は効いてなくてかなりムシムシする暑さだ。
会場内に入ると扇風機が回っていて、これはヤバイかなと思ったが、冷房は効いていたので助かった。
前から2列目やや左側のポジションを取った。
5分遅れで2番太鼓が鳴る。
その後、「前座の上がり」の演奏は無かった。

■春風亭ぽっぽ 落語 桃太郎(平成ver.)
別の出囃子が流れた。
童謡の「鳩」の出囃子だ。
誰の登場か直ぐ分ったが、「前座の上がり」じゃないので意外だった。
ぽっぽちゃん、楽屋口の暖簾を上げて、そのまま出てくればいいのに、何かに引っかかったのかクルッと1回転。
いきなり鳩が白鳥の湖かよ(笑)
楽しいマクラから根多に入った。
噺は「桃太郎」だが、21世紀、平成の世というシチュエーション。
おじいさん、おばあさん役は、えなりかずきに、安達祐実だったり、内容が寄席で聴いているものとかなり替わっていた。
指揮官師匠による改作だろうか。初めて聴いたが面白いストーリーだった。
期待したとおりの、生意気な子供だった。

出囃子だが、志らく師匠が「鳩」だった気がする。
二ツ目になったらこれを使うのだろうか。
それとも別の曲なのか。
この曲以上にフィットする曲は無いと思う。

■林家木りん 漫談
ゲストが前座君とは思わなかった。
プレビューでの予想香盤とは、もう一人のゲストであるひろ木さんの位置と入れ代わっただけ。
めちゃくちゃ優秀な予想じゃないですか。そうでもない?
ゲストは大型前座の、木りん君だった。
落語ではなくて、漫談で相撲の世界を語る。
彼は大関清国の息子さん。相撲部屋で生まれ育った青年だ。
スポーツマンのDNAを受け継いだのか身長が190センチを越えるフィジカルを持っている。
それから、元オスカーのモデル。原宿でスカウトされたという美形。
これはお母様のDNAを引き継いだのだろうか。
天は二物を与えてしまった。
木りん君を知らない女子は、一見する価値はある。
是非寄席で見てほしい。
しかし高座に上がるか、姿が見れるかは運次第。
ぽっぽちゃんのオッカケがどれだけ大変だったか、その苦労を一度体感してほしい。
彼の漫談は初めて聴いた。たぶん素の話し方にかなり近いだろう。
笑えたクスグリもあった。
漫談も勉強しておくと仕事の幅が広がるので、またチャンスがあれば聴かせてほしい。
彼の漫談の欠点を一つ上げておく。
首が痛くなること。(笑)

■春風亭ぽっぽ 落語 辰巳の辻占 ~ 三味線と唄
大きなトラブルも無く大川に飛び込む算段が出来てしまう二人。
そして大川から帰り、店の前で簡単に出会わす二人。
もう少し間、緩急が付けば尚更いいが、それは二ツ目での稽古に残して置いたのだろう(笑)
女将さんは予想した通り良かった。
花魁ももう少し稽古すればもっと色っぽくなるだろう。
二ツ目になって時間が出来たら、ゲイバー等に行って彼女らの所作を勉強するといいかも。
噺の後は、木りん君から三味線を受取り、お客と一緒に乗り越えるコーナーに入った。
チューニングで苦戦。
曲は黒田節に、笹や節。
笹や節は2週間前より良くなっていた。

お仲入り

■林家ひろ木 落語 唖の釣り ~ 三味線
アウェイ感たっぷりという演出の?マクラから根多に入る。
根多に入れば、ホーム・アウェイは関係ないとばかりに、与太郎を熱演。
この根多はここ2~3年よく聴くようになった。
それも協会の二ツ目で。
協会内で流行っているのかな。
ひろ木さんも噺の後に1曲。「美しく蒼きドナウ」のさわり。

■春風亭ぽっぽ 落語 紙屑や
2週間前に試作品を聴いた。
今日の本番では、可もなく不可も無くだけれど、乗り切った。
よくここまで仕上がったなという感じ。
肝は妄想の世界から、現実の世界に切り替わるところの間だ。
今後の伸び代を感じさせる高座でもあった。
これも二ツ目の高座で聴きたい一席だ。

プレビューでマクラを入れてほしいと書いた。
本番では、マクラを入れた高座の形にしていた。ブログ読んだんじゃないかな(笑)
二ツ目の高座をイメージしていたのだろう。
AKB根多は今のところ鉄板だ。
笑わせる根多、可愛らしさをアピールする根多、オバサン根多等色々な形が考えられるので、落語では見せない自分をマクラで表現してほしい。
着物だが、グレーのいつもの着物だったが、半えりが黒だった。
大人っぽくもあり、ユニセクシャル的でもあり、なかなか良かった。
次回は8月25日。

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コメント

多少早く着いたのですが1階待合室=サウナ、外=ヤブ蚊の襲来とチト辛かったです。

>しかし高座に上がるか、姿が見れるかは運次第。
>ぽっぽちゃんのオッカケがどれだけ大変だったか、その苦労を一度体感してほしい。

私なぞ11月以降は定席に行く回数は激減しそうです(笑)

出囃子の件ですが落語協会所属芸人で「鳩」は三遊亭らん丈師匠が使っていますね。先週黒門亭で高座を見て思い出しました。
小朝師匠が「圓太郎節」に続いてぽっぽちゃんの出囃子作ろうかとかブログで書いていますがはたしてどうなることでしょうか。

マクラの件ですが私はアンケートに「思い切って勉強してもいいのでは?ホームのお客さんは寛容ですよ」と書いておきました。今回木りんさんがやったような漫談形式をぽっぽちゃんがやってもいいかもしれませんね。話の構成とか客の反応を見ながらの間の取り方なんか本当に勉強になると思います

>プレビューでマクラを入れてほしいと書いた。
>本番では、マクラを入れた高座の形にしていた。ブログ読んだんじゃないかな(笑)

絶対観てます。二つ目になったらここに書き込んでくれるかもしれませんよ(断言)。


追伸:明日の7月1日は非番です。「兄弟子トリの初日」に賭けて鈴本に行きます。6月上席もこれで成功しているんで(笑)

投稿: B_Blue_WTB14 | 2011年6月30日 (木) 21時49分

勉強会お疲れさまでした。
>追伸:明日の7月1日は非番です。「兄弟子トリの初日」に賭けて鈴本に行きます。6月上席もこれで成功しているんで(笑)
あと4か月で、運に頼らず楽に確実に見れるようになりますね。
ほっ

投稿: ヒロクン | 2011年7月 1日 (金) 17時57分

鈴本は空振りでした。小朝師匠の昼夜独演会と被っているのは知っていましたが(笑)
リカバリーとして夜の独演会に参戦してきました。まず驚いたのがぽっぽちゃんに出待ち声がかかったこと。私と同じ目的の人がいるのかい(笑)。
口演した「桃太郎_ぽっぽのぽver」は年配客にも大ウケでしたね。15分に納まらないので今のままでは開口一番にかけるの難しいと思いますが、二つ目披露高座では強力な武器になりそうです。

投稿: B_Blue_WTB14 | 2011年7月 1日 (金) 21時15分

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