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2011年3月21日 (月)

2011.03.12 歴史に残るだろう本牧亭講談昼席

春の日差し溢れる日曜日だった。
マグニチュード9.0という激震が東北・関東地方を襲った翌日とは思えない日。
本牧亭の昼席へ行った。
出演者、ご常連の元気な姿を確認したかった事も理由にある。
30分遅刻したので、前座は最後の松之丞君から間に合った。
出演者は、昨日の新宿亭最中に被災した関係で、真打出演者は2名。
二ツ目も地震の関係で出演を見合わせた。
出演者は、前座アンジェラ真紅、あっぷる、松之丞。
真打 陽司先生(主任)、紅先生の5名。
お客の数5名。
フィーリンカップル5対5状態だった。

というわけでこの昼席は、歴史に残るであろう伝説の本牧亭講談定席。
二人の先生の講談をたっぷりと聴く会という形になった。

■神田松之丞 講談 慶安太平記~楠木不伝闇討ち
由井正雪が楠木不の道場の若先生となる。
幕府転覆に邪魔なこの不伝や、道場の者を暗殺する場面。
完全に悪役に徹する正雪だ。
松之丞君は、リトル松鯉度アップだった。

■神田紅 講談 宮崎滔天と槌子の物語
中国の革命家孫文を支えた日本人、宮崎滔天(みやざき・とうてん)と妻槌子の物語。
日本ではあまり知名度の高くない革命家「宮崎滔天」を取り上げて(故郷の九州つながり)、講談にしたもの。
紅先生の新作講談だ。
2月の福岡での公演以来2度目だそうだ。
高座時間は45分くらいか。
こういう機会でもないと、独演会以外では時間的になかなか聞けない根多だ。
知らない人だったのと長かったのと、昨日の疲れが出たのと、昼飯たっぷり食べたのと、様々な因子が重なり、つい眠たくなってしまった。
紅先生、失礼しました。

■神田陽司 講談 ラストサムライ大隈重信
主任の陽司先生だ。
この日の講談昼席を開催するかどうかは、主任の陽司先生の判断に依ったとのこと。
読み物は、根多出ししてあった新作講談「ラストサムライ大隈重信」だった。
根多下ろしだろうか。
得意分野の幕末~明治初期時代の偉人を描いたもの。
大隈重信は早稲田の創始者くらいの知識しかなかったが、幕末の重要な鍵を握っていたんだなというのが分かった。
ドラマがあってなかなか良かった。
熱演の50分だ。

終演後は紅先生の提案で、演者、お客全員で食事会。
昨日の様子を各自報告した。
みなさんそれぞれたいへんな一日だった。
が、東北の被災地の方々に比べたら、たいへんだったなんて言ってられない笑い話レベルのことだけれど。

紅先生は昨晩は深夜帰宅して、今日は定席をこなし、明日は関西以西の土地へお仕事だそうだ。
交通事情を心配されていた。
芸人さんはたいへんだな。

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