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2011年2月10日 (木)

花園のサル(女子芸人)

新作講談で天才的な才能を放つ茜先生が、小説で新潮エンターテインメント大賞を受賞した。
「天は二物を与えず」ではないのか。
その神田茜先生の著書「女子芸人」を読み終わりました。
読み出すと止まらなくなる面白さがあった。
芸人さんが主人公の小説というと、立川談四楼師匠の「ファイティング寿限無」や「石油ポンプの女」を以前読みました。
談四楼師匠の小説は、ハートフルとか、感動的な内容と言っていいでしょう。
茜先生の「女子芸人」はハートフル・コメディだった。

主人公平のことりの心情がダイレクトに伝わってきた。
文章もなかなか良くて、いいフレーズがいたるところに散らばっていた。
主人公の平のことりは、いとうあさこ氏。妹弟子の描写は神田蘭ちゃんと重なってしまい、どうしても顔が浮かんでしまうんだ。(笑)
劇中劇のように、小説の中で漫談や漫才ネタが次々と出てくる。
茜先生の高座のものとは質の違うネタだ。
そこにも茜先生の才能をみた。
文字通り女子芸人さんらが読めば、何らかのシンパシーを感じるのだろうか、どうなのか。
一般の女性はどう感じたのか。
歌る多師匠の感想はブログで読ませていただきましたが、他の様々な人の感想も知りたい。
ちょっと気になったのが、原題の「花園のサル」がなぜ改題することになったのか。その分けを知りたいです。
今のタイトルがダメというわけではありません。
最後に、この作品は小説だけでは勿体ないので、是非映画化してほしいです。
監督はしん平師匠しかいないでしょう。
林家つながりでひとつ、宜しく頼みます。

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