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2011年2月23日 (水)

2011.02.20 講談本牧若芽の会

本牧亭の、講談の若手の勉強会「若芽の会」へ行ってきた。
講談協会の若手の会だ。
日本講談協会の若手の会は日本橋亭で行っている「若葉会」だ。
芽と葉っぱは違うのである。
開演20分前に到着したが、いつも座っている席は既に別の人の物になっていた。
出遅れてしまった罰だ。

■一龍斎貞弥 講談 江戸っ子気質
前座の貞弥さん。
初めて聴くような何回も聴いたような・・・
落語の「文七元結」である。
講談は大店の店員文七ではなくて、侍という設定(名前も違う)。
筋をトレースするように読んでいた。前座はこれでOK。声も出ていたし。
しかし、前座が「文七元結」は落語では無いな(笑)

■田辺 銀冶 講談 五平菩薩
「私、長続きしないんです」
とマクラで話す銀冶さん。
6月に二ツ目昇進が内定している。
彼女は高校生の頃から、プロの前座として修行をしているので、4月に真打昇進する織音さんよりキャリアは古いことになる。
確か大学とその後数年はアメリカでジャーナリストになる為の?勉強をしていた。
この間講談のキャリアは停止したままなので、前座から復帰してこの度二ツ目昇進となる。
前座の期間は10年を越える。(これは長続きだろう)
そういう変わったキャリアの持ち主。
読み物は、水の出なくなった村に、井戸を8年掘り続けた青年の物語。

■田辺凌鶴 講談 高野長英〜水沢村涙の別れ〜
水沢村町医者の子長英13才、15両の金を持って江戸へ渡るが・・・
高野長英サクセスストーリーの序章。
水沢村から江戸までの道筋が修羅場読みなのだが、師匠一鶴が降りてきたような読み方だった。
なかなか良かった。

お仲入り

■神田山緑 講談 浜野矩随
今週、急遽はとバスで「講談師と行くお江ツアー」の仕事が来た。
全く知識がないので、これまた急遽本をいろいろと購入してその日の為に必至で勉強した。
そんなはとバスコースもまもなく別の企画に替わると言う。
1回きりの仕事だった。本代が・・・(T-T)
というマクラ。
読み物はマクラと全く関係の無い「浜野矩随」。
二代目神田山陽の物と微妙に違ったが、すみれ先生の手が加わったのか、別の人に習ったのか。
私は面白かった。

■神田あおい 講談 出世葵
弟弟子の山緑が、マクラで「お江」を取り上げたので、ムカっと(根多がついた)来たらしい。
出世葵は、二代将軍正室のお江が悪役で登場する物語だからだ。
事前に根多を連絡したにもかかわらず・・・・とぼやくあおいさん。
あおいさんといえばこの根多と言うくらい、頻繁に聞く読み物だ。
お江が悪役なので、今年に限っては高座にかける数は減るのか、全く拘らずにやるのか。

知り合いのご常連さんの感想、「こう、トリ根多が続くと疲れる・・・」
確かに、普段の会では出来ない大根多が多かった。
私の感想、なんでこんなに混んでいるの?
貞水先生も、馬琴先生も出演しません。
前座、二ツ目の勉強会です。
なんで超満員なのか。
お前が行くからだよ>自分
俺のせいか。そうなんだ。
え~~~

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コメント

松井です。ごぶさたしています。

なぜか死ぬほど混んでる会ってありますよね。

「五平菩薩」は松鯉先生で直に一度聴きました。そのときは五平がラストで若くして亡くなっていましたが、琴梅先生が「日本の話芸」で読まれた時は「(庄屋の娘の)お露さんと末永く幸せに暮らしましたとさ」な感じでした(「講談全集」第二巻のもそうでした)。銀冶さんはどっちでしたか?

投稿: 松井高志 | 2011年2月24日 (木) 14時36分

松井さん、お久しぶりです。

銀冶さんの「五平菩薩」は、お露さんと結婚して幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたしバージョンでした。

投稿: ヒロクン | 2011年2月24日 (木) 21時17分

そうですよね。琴梅先生は元々田辺ですもんね。

投稿: 松井高志 | 2011年2月25日 (金) 18時34分

琴梅先生、そうでしたね。私も忘れてました(笑)

投稿: ヒロクン | 2011年2月25日 (金) 20時31分

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