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2010年12月22日 (水)

2010.12.18 講談女伊達 第5回公演 2010冬

講談女伊達の2010冬公演に行ってきた。
会場はレギュラーで使っている内幸町ホール。
開始時刻の19時には、座席がほぼ埋ま・・・
私の隣が二つ空いているな(笑)
この会は仲入り無しで20時間40分修了予定となっていた。
単純計算で一人20分の高座という事になる。
それはいいが、この会へ行く前にビールを飲んでしまった。
開演前にトイレは済ませたが、仲入り無しで大丈夫だろうか>自分。
さぁ開演だ。
舞台は暗転する。
実はこの会、20時40分には終わらなかったんだ。
その原因は・・・・中身をお楽しみに

■神田あおい 講談 盗ませた男~岡野金右衛
暗転(舞台を暗くした状態)・箱出し(舞台に既に出ている状態で始まる形)。MC無し。
MC無しの分、補足説明はプロジェクタで表示する趣向。
この高座のテーマは、「盗ませた男」だそうだ。
高座にスポットが当たるとマクラ無しでいきなり始まった。
「恋の絵図面取り」だ。
データを調べたら今年2度目だ。前回は4月。この時もあおいさんだった。
あおいさんは真面目とか正直者的な読み物が得意なので、この根多も得意根多だろう。
滑稽なものや白波物等も出来るようになると、幅が出るのだが。
来年に期待。
高座が終わると暗転。

■神田織音 講談 見込まれた男(1)~横川勘平
暗転から箱出し。
プロジェクタの表示は「見込まれ男(1)」だそうだ。
どうやらこの公演は、この演出で続くようだ。
ハードボイルドな感じの演出だ。
討ち入りを欺く為に放蕩息子を演じる勘平と、吉原が好きな父親の会話が面白い。

■宝井一凜 講談 見込まれた男(2)~堀部安兵衛
「安兵衛駆けつけ」ではなくて、「安兵衛婿入り」の方だった。
入れ代わり立ち代わりで、義士の硬めな読み物が続くと、リラックスできないな。緊張が続くなという雰囲気が会場にあった。
一凜さんは八兵衛の妻が安兵衛を婿へと説得する場面を、少し滑稽に演じたので、若干息抜きできたかな。
私の隣の客がこの高座の時着いた。
1時間の遅刻だ。中央の席なので大勢のお客さんに移動で迷惑が掛かる。
この日は休憩無しなので、遅刻した時は後ろで立って見るとか、そういう配慮をしてもらいたかった。

■神田京子 講談 詠む男~大高源吾
次は京子ちゃんで「両国橋の別れ」だ。
「南部坂雪の別れ」、「別れの徳利」等の人気の読み物の一つ。
詠む男で直ぐ分かった。
熱演、お疲れさまでした。
京子ちゃんの高座が終了した時点で、既に終演予定時刻に到達していた。
思ったより物語を短縮出来なかったようだ。
そして私の膀胱からはアラームが発信された。

■神田きらり 講談 戦わなかった男~小山田庄左衛門
「戦わなかった男」という表示で、直ぐに思いついたのは天野屋利兵衛だった。
しかし違った。
赤穂義士外伝から「小山田庄左衛門」。初体験の読み物だった。
講談定席のような、義士伝は一本だけという状況では絶対に掛けられない根多だろう。
こういう企画じゃないと、なかなかお目にかかれない読み物だ。
内容は、討ち入りの前日庄左衛門は蔵助から資金300両を預かる。
集合時間まで一時以上あるので、今でいうぼったくりキャバレーで時間まで女と酒。
深酒をしてしまい寝てしまった。
起きたら既に翌朝。
女と二人で、金を持ったまま逐電。
父親が責任を取って切腹。
救いようの無い話。
「世の中に酒と女は敵なり」を物語にしたら、こうなったという読み物だ。
トリ根多がこれじゃあんまりだと、きらりちゃんは思った。
暗い気持ちで帰ってもらう分けにはいかんと、きらりちゃんは思った。
そこで、酒の相手をする女をいじった。
「しゃっちょさん、私エメルダ・・・」
これまで緊張と、落ち込みで沈んでいた会場が、ドッカンと来た。
「オカネ クレルヒト イイヒト オシリサワルヒト ワルイヒト・・」これは言わなかった(笑)
韓国人のヴァージョンも出したりで、30分以上の高座になってしまった。
結果大盛り上りで、終了。
昨年の冬公演は、本伝を時系列に追って読んで行く企画。
今年は、討ち入りに関わった個々の人物にスポットを当てた。
来年の冬はどんな企画になるのか楽しみだ。

さて次回の女伊達公演は、来年の5月。
織音さんの真打昇進の尋目の席になるそうだ。
やがてジョンレノンの「ハッピー・クリスマス」が場内に流れる。
昨年の冬の会も最後はこの曲だったな。
そして私の膀胱は限界へ。曲を聴きながらトイレへ一目散。
出口で京子ちゃんに挨拶して帰路に着いた。

一人20分という今回の企画は無理があったようだ。
芸術の定席に出ている京子ちゃん、きらりちゃんは、15分の尺で出来る摘み方を心得ているだろうが、義士伝だという事も有るのか思うように摘めなかった。
他のメンバーはさぞ難しかっただのだろう。
もう少し開始時間を早めて、一人30分の尺の高座でいいのじゃないかな。
それから休憩は入れて(笑)

今回の舞台演出は昔あった、「落語ジャンクション」と似ていた。
プロデュースしている事務所が一緒なのだろうか。

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