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2010年10月29日 (金)

2010.10.27 神田あおいの会

神田あおいさんの独演会へ行ってきた。
前回から一年ぶり。
場所は上野広小路亭。
二日連続で広小路亭。
1階の木戸には、あおいさんの友人でバーテンダーの女性だった。
今年の全国コンクールで入賞した実力の方。
会場は、多くの客で埋まっていた。
PAからは、何故かお登紀の曲が次々と・・・
あおいさんの趣味なんだろうか。
お登紀さんは、あおいさんのおかあさん世代にストライクじゃないかな。
太鼓が鳴った。そろそろ幕開きだ・・・

■田辺銀冶 講談 越の海勇藏
先ずは前座の銀冶さん。
前座さんが勉強するポピュラーな読み物の越の海。
神田派の色々な人のを聴いてきたが、読み方が違う。
一鶴一門の形なのだろう。
勉強になった。

■神田あおい 講談 松浦武四郎
探検家、北海道の名付け親「松浦武四郎」の生涯を綴ったもの。
あおいさんのオリジナル。
松浦武四郎の博物館のある松坂まで行って、色々調査をした労作。
力が入っていました。
でも「松浦武四郎」って知らない人なんだよ(笑)

■浪花亭友歌(曲師・伊丹あきら) 浪曲 男の花道 (名医と名優)
講談のゲストには珍しい、浪曲界から友歌さん。
友歌さんのお客と思われる人達から声が掛かる。
あおいさんと似ていると、木馬亭(浪曲定席)でも言われてそうだ。
髪形や、眉毛の辺りが似ているかな。
たいへんにかわいらしい娘さんだ。
ケイコ先生といい、浪曲界も女性の進出が進んでいるようだ。
根多は、講談では「名医と名優」というタイトルでお馴染みのもの。
目を患った中村吉右衛門と、治療した医者(浪曲では「玄磧」という名だった)との友情を描いた物語。
友歌さん、キャリアは4年とのことだが、歌も芝居も上手だった。
男の芝居がちゃんと男だった。
講談と比べると演出がオーバーだが、浪曲はこれくらいで丁度良い。
立ち高座だからだろうか、歌が入るからだろうか。

お仲入り

■神田すず 講談 お富与三郎
今年9月に二ツ目に昇進したすずちゃんの登場。
声が掛かる。
結構人気が有るのに驚いた。お見逸れしました。
二ツ目だから、マクラ話もするんだな。
いつの間に勉強していたのか、今日の根多は「お富与三郎」だ。
親分のべらんめい調の台詞は、師匠ゆずり。

■神田あおい 講談 水府小町
桜だ門外の変を扱った読み物だった。
この事件で、井伊直弼暗殺の実行隊であった水戸尊攘激派足軽の稲田重蔵とその妻のおたかの物語。
水府村は現在の陸前太田市町田町水府地区。
妻おたかは、結婚前は水府村の小町と呼ばれていた良家のお嬢様だった。

あおいさんは二高座とも幕末・明治ものだった。
この読み物は聴いたことのないものだったので、あおいさんのオリジナルかな。
波の伊八、笛を砕く等あおいさん、結構新作を創るね。

「水府小町」は人が死ぬ話だったので、できれば前高座にまわして、「松浦武四郎」を後高座に持ってきた方が、お客さんの鑑賞の後味としては良かったかもしれない。
重たい気持ちのまま帰らなくてすむ。

何はともあれ沢山のお客さんだし、出演者も全員女性だしという華やかで良い会だった。

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