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2010年6月21日 (月)

2010.06.20 本牧亭前座勉強会(たぶん最終回)

失意の土曜を過ごして、翌日本牧亭前座勉強会へ行ってきた。
今月は前座の予定がつかずに、貞鏡さん一人。独演会となる。
これではあんまりだと、師匠の貞山先生が助演となりました。
貞山先生が500円で聴けるという美味しい貴重な会というのが分かっていたので行ってみた。
貞鏡さんもなんと三席勉強するという。こちらもがんばった。
貞山先生貞鏡さんを聴こうと集まった客は30名。
つまり超満席、木戸口立ち見状態という盛況だった、という事。

■一龍斎貞鏡 講談 那須与一 扇の的
この会へ向けて根多下ろしとなる読み物を3つ同時並行で勉強してきたが、前日の時点で間に合わないと判明。
いつものお馴染みの読み物を演るという。
貞鏡さんは2回目なのでたぶん何を聴いても初だと思う。
最初の読み物は、ポピュラーな物だった。
口跡は師匠によく似ている。
この子は間が独特なんだ。
カマなければ聴きやすい。
12~3分のボリュームでサクっと軽めに読んだ。

■一龍斎貞山 講談 左甚五郎 水飲みの龍~眠り猫の由来
貞鏡さんの父であり、師匠でもある貞山先生が登場。
落語でもお馴染みの左甚五郎。本牧亭のお膝元、忍ばず野池の「水飲みの龍」と、
故郷飛騨高山へ帰る途中での出来事を扱った「眠り猫の由来」を二席続けてたっぷり45分。
ごちそうさまでした。

■一龍斎貞鏡 講談 出世田沼
貞鏡さんの父貞山の父も講釈師で、7代目貞山だった。
三代に渡る講釈師の家系なんだというマクラからこの読み物に入る。
貞鏡は7代目が真打昇進時に襲名した名。
読み物は、三代揃って出世した田沼家の物語だ。
2代目の田沼意次しかしらないけど。・・・
意次が龍助と呼ばれていた幼少の頃の事がメイン。
子供の声もいいが、貞鏡さんの声はハスキーなので男役もけっこういいんじゃないかな。

お仲入り

■一龍斎貞鏡 講談 柳生二蓋笠
貞鏡さんの三席目。
お辞儀をする。
この時気がついたが、お辞儀をする前に張り扇は利き手である右側だが扇子は釈台の前方に置く。
噺家さんと一緒の位置だ。
そしてお辞儀を終えてから釈台の左側に持ってきていた。
神田は最初から左右に分けて置く。
流派で違うんだ。今まで全然気がつかなかった。
マクラの様子を少し。
少し前までの生活はこんなだった。
 娘 寝ころんでテレビを見ながら「ねぇおとうさん、これ買ってよ」
 父 「お前は飽きっぽいからだめだ」
 娘 「ねぇいいじゃん。だーもー」
これが今は「師匠、お鞄をお持ちします」・・・
親子で師弟というのはやりにくいのかどうなんだろうか。

さて今日6月20日は父の日。
実は父に内緒でプレゼントがあるという。(楽屋で父が聞いていますが)
でもお金がかかる物はやりたくないので、父の日プレゼントとして親子の情愛の読み物を読むという。
いい娘愛だなぁというべきか、このちゃっかり娘がぁというべきか(笑)
読み物の内容は、遊び人だった又十朗が柳生家を継ぐべく一念発起して山奥で修行をして戻ってきた。
父と試合をすることになる。
父は先祖伝来の真槍を使う。又十朗は親に刃を向けられぬと二蓋の笠を用いることに・・・
ハートウォーミングな読み物。
笠を一蓋、二蓋と数えるというのは初めて知った。

実はこの会の目的はもう一つ有ったんだ。
ヒ 木戸に居た貞鏡さんに、「貞鏡さんパリーグのファンだって?」
鏡 「ん~~そんなことも無いですけど・・・」
ヒ 「そうじゃなくて、ていきょうはロッテ!」
鏡 「あ~~。ガハハハ。使わさせてもらいまぁす」
ヒ 「ライオンのていきょうでもいいよ」
遂にやっちゃったよ
この時点でミッションコンプリート。
だから、高座は聴かなくても・・んなわけないか。

最後になりましたが、前座勉強会はどうやらこの回で終了の様です。
来月からは若芽の会と名打って、若手(二ツ目、前座)の勉強会にするそうです。
日本講談協会の方は若葉会。講談協会は若芽会。
・・・・・

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コメント

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投稿: ヒロクン | 2010年6月21日 (月) 22時55分

「柳生二蓋笠」は貞の字畑ではよく聞きますね。
柳生家の家老の名前をすぐに忘れちゃうんです。

投稿: 松井高志 | 2010年6月22日 (火) 10時28分

松井さんこんばんは
>「柳生二蓋笠」は貞の字畑ではよく聞きますね。
そうなんですよ。私も誰が読んでるかネットを検索したんですよね。
同じ感想でした。
これもお家芸と言うんでしょうかね。
この季節「貞」と言えば「貞子」?
>リング>おばけ>貞水
やっぱり、どうしても「貞」ですねぇ(笑)

投稿: ヒロクン | 2010年6月22日 (火) 22時00分

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