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2010年5月12日 (水)

2010.05.05 講談倶楽部

GW最終日は両国へ行った。
こういう休みじゃないと聴けない講談倶楽部。
講談協会と日本講談協会の両団体の若手が聴ける会。
お客はほぼ講談の常連さん。玄人向けの会だった。
木戸は貞鏡さんだった。
「ロッテファンでしょう?」と聞くのを忘れた(笑)

■神田すず 講談 川中島合戦のあらまし
9月に二ツ目昇進が決まっているすずちゃんがトップ。
前座の勉強する軍記物というと「三方ヶ原」というのがポピュラーだけれど、珍しく川中島合戦だ。

■宝井琴柑 講談 伊藤孫兵衛 前編
小柄だけれど全身を使って読んでいる様子がいい。

■一龍斎貞寿 講談 三井の大黒
落語でもお馴染みの根多だ。
貞寿さんは、おかあさんといっしょに出てくるような声なわけです。
甚五郎が赤ちゃんのような声になっていて可愛い。

■神田あおい 講談 出世の葵
保科 正之の生い立ちの物語。
五月五日ということで、この読み物だとのこと。
けっしてあおいが出世するようにということじゃ無いそうです。

■神田春陽 講談 三十三間堂誉れの通し矢
記録は破られる為にある。
通し矢の記録をめぐるライバルの読み物だ。
初めて聴いた。

■神田阿久鯉 講談 天明白波伝~むささびの三次
阿久鯉先生得意の白波伝だ。
悪党むささびの三次を悪~~~く読んだ。
阿久鯉先生というと、悪女「金棒お鉄」が絶品なんだ。
聖女が似合わないのは何故?

お仲入り

■神田織音 講談 花筏(提灯屋角力)
これも落語でお馴染みの根多。
織音さんが相撲根多を持っていたことに驚いた。
織音さんは社会問題や、繊細だけれど芯が強い女性を演じる印象があった。
力士が見えた。
「花筏」といえば、市馬師の高座が印象にある。
呼び出しがいい声で、その場面で拍手がくるんだ。

■神田愛山 講談 講談私小説「遠まわり」
私小説講談、品川陽吉シリーズ。
確か「酒の染み」は短編小説として新潮だったかの賞を取ったはず。
本は綿密に創られているので、聴き応えのある新作講談。
特攻にコンプレックスのある陽吉。知覧特攻基地を訪れるところから始まる。
この旅から帰って来て自宅を引っ越すことになるが・・・
特攻、猫との出会い、揺れ動く心理描写。
いいねぇ

終演後は、近くで軽く打ち上げ。
これも楽しかった。

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