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2010年4月 6日 (火)

2010.04.03 講談女伊達~春之嵐寝覚恋娘

夕方の内幸町。
女性講談師5人のユニット講談女伊達の公演だ。
タイトル「春之嵐寝覚恋娘」は、はるのあらし、ねてもさめても、こいするむすめと読む(演者全員30代だけれど、しかもお母さんもいますが何か・・・)
突然の豪雨に驚いたが、幸い地下道を通って会場へ向かったので濡れなかったがものすごい集中豪雨だ。
さてこの会は一体満開の桜か、大雨なのか・・・

■きらり、一凜、京子 学芸会
タイムマシンで色々な時代へ飛んで、恋の物語を観るという趣向をコントで説明
今回のナビゲーター役はきらりちゃん。
バスガイドのように、白手袋。
でも着物という・・・(笑)

■神田織音 講談 小五郎と幾松
先ずは幕末へ飛ぶ。
場所は料亭。 奴の幾松、新撰組から追われる小五郎を匿う場面からはじまる。
緊迫の場面を織音さんは淡々と読み進める。
そういう読み方もありなのかな。

■神田あおい 講談 御伽草子~鉢かづき
続いて室町時代
河内国に寝屋備中守藤原実高という長者が住んでいた。
長谷観音に祈願し、望み通りに女の子が生まれ、やがて美しい娘に成長した。
しかし母親が亡くなるまえに娘の頭におおきな鉢をかぶせたところ、鉢がどうしてもとれなくな

ってしまった・・・
おとぎ話なので、荒唐無稽。読み物にすのは大変だったかな。
それにしてもこの話、よく見つけてきたなと。

■神田京子 講談 カルメン
タイムマシンにトラブル発生。
スペインへ。 なんでもアリだ(笑)
陽子先生直伝、京子ちゃんの伝家の宝刀「カルメン」
その10分ヴァージョン
前高座の織音さんと比べるとかなり早口。
立て板に水の如く、マシンガンバーストの如く言葉が出てくる感じ。
三代目山陽先生に似た読み方だ。
年々早くなるように感じるな。
この読み物で京子ちゃん、陽子先生と向かい合ってウィンクの飛ばしかたを稽古したそうな。
女同士でウインクしている姿を外野からみたらさぞ面白かっただろうな。
女の子が演ってウケるのは分かるけど、80歳代の2代目の神田山陽先生が寄席でこの読み物でウケさせたという。
これを観ることができなかったのが残念。

お仲入り
ここでタイムマシン修理の為10分の休憩 だそうだ

■神田きらり 解説
今回のきらりちゃんの役目は、進行役。ナビゲーターということで、高座には上がるが江戸時代

、吉原遊廓の解説をしてトリに繋げる。
遊びの説明を若い女性がするのを聞くのは妙な気分。
5分くらいの高座だったかな。
「まってました」の声がかかるも、残念

■田辺一凜 講談 紺屋高尾
最後の高座(くらい)は本寸法でという演出。
落語との違いは、台詞の部分がそういう会話をしたということも含めた説明、地噺だということ。
「紺屋高尾」という名跡は何代もあったそうだが、因みに落語・講談に出てくる人は5代目だそうだ。
女性演者のこの根多は初めての経験だった。
落語でもそのうち聴くことがあるかもしれないね。

さて、講談女伊達の3回目の公演だったが、この会は講談の会だけれど、講談会じゃない。
講談ショーのようなもの。
講談の定席を聴く気分で行くと、物足りなさを感じるかもしれない。
講談未経験者に講談の面白さを伝えるというのがこの会・ユニットの意味。
とはいうものの、2時間の枠の中に色々詰め過ぎた感じ。
結果、学芸会も中途半端、カルメンも、きらりちゃんの高座とかも中途半端になっちゃう。
5人の高座を普通にやっても2時間以上かかるわけなので、このあたりの演出のバランスをどうするのかこれからの課題かな。時間を3時間にしてたっぷりと、というのも有りだと思う。
でもこの会、講談会の新しい形なので、期待しつつ見守りたいと思います。
次回は夏で、おばけだそうです。

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