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2010年3月 1日 (月)

かふん

東京は花粉症のシーズンに入ったようですね。
そろそろムズムズ・クシュンクシュンしてきた人もいるのではないでしょうか。
私は幸運にも花粉症デビューしてないんですが今年はやばそう。

さて落語国では花粉症があったのか。
というのが今回のテーマ。

文庫本の「落語百選―春」で春の落語を見てみると
猫久
たらちね
湯屋番
浮世床
長屋の花見
三人旅
三方一両損
饅頭こわい
粗忽の使者
明烏 等・・・
くしゃみ鼻水で弱っているシーンは出てきませんね。
他の件ではいろいろ弱ってはいるようですが(笑)
みずからことのせいめいは、クシュン
これじゃ落語にならない。
この時代は花粉症は無かったか、極少数で風邪との区別もつかないくらいだったのかもしれない。

じゃぁいつから花粉症が出始めたのか。
ポピュラーな杉花粉症で調べてみた。
それは杉の人工林の植林に関係があるらしい。
日本の森林面積の28%をしめる杉・檜人工林の9割は戦後の植林のもの。
杉は昭和38年~52年にかけて植えられたものが杉人工林全体の47%を占める。
檜は昭和38年~58年で、檜人工林全体の40%になる。
これは戦後復興で多くの木材が使われるようになったのと、山の土砂崩れ等の防止、保水に適していたのがこの杉・檜だった。
杉が花粉を飛ばす程成長するには30年かかると言います。
1990年代以降の今が花粉の量のピーク時代なんですね。
因みに日本でスギ花粉症が発見されたのは昭和38年とのこと。

だから古典落語には花粉症は登場しないんだな。
勉強になった。
花粉量の他に、気候や食べ物、生活習慣等の違いで今の人よりタフだったのかもしれない。

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