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2010年3月19日 (金)

2010.03.17 緊急!!圓生争奪杯

圓丈師の煽りにのせられて、行ってしまいました。
いや~もう本当にここは東洋館かよというすごい人だかり。
東洋館の人に混じって入場客の対応をしていた文字ら君を見付けたので、どう並べばいいか聞いて入場を待つ。私の横の列は、予約して且つ早くから並んだ整理券組。
整理券番号200番の人達が館の中へ消えていく。
こちらは整理券無しの予約組というわけだ。
更に後方から浅草演芸ホール側には、不安な表情を浮かべた当日券組が並んでいる。
客層は60代以上と思われる年配の方々が多く、ミドルがぽつぽつ。
若者が稀にに発見できるくらいという構成。
いつも観ている落語会とは少し雰囲気がちがう感じ。
広い意味で圓生ファン。昭和の形のきれいな落語好きといった印象。
メディアも多く入り、外野が騒いでくれて企画者の期待通りだったんじゃないでしょうか。
どんな感じだったのか。
こんな感じです。

開演5分前。東洋館の床面積は人面積に替わっていた。
きつつきさん、丈二師登場。
「オレらが勝てば圓生を名乗れる」と盛り上げMC。
後から主役の二名が登場。
ジャンケンでトリを決めた。
結果トリは圓丈師。

■三遊亭きつつき  落語  与太郎さん
きつつきさんの任務は客席を温めて、直ぐに下がること。
からぬけの導入部分を演って直ぐ下がった。

■三遊亭丈二  落語  極道のバイト達
丈二師の人気作品。
この会の客層にはこの新作は新鮮だったのか、笑いの反応が良かった。

■座談会  どうなる圓生激論討論
塚越孝(フジTVアナ・司会)、高信太郎、大友浩、鳳楽、圓丈 <敬称略>
名前は下手からの並び順です。
メディアには載らなかった(載らないだろう)内容をかい摘んで書いてみる。
大友さんがこの日来ていない京須プロディーサーを取材して、最新のコメントを聞いてきてくれた。
京須さんは圓生の止め名(未亡人の遺言として)に署名した人物です。
署名は未亡人の意向を尊重して行ったが、自分としては名跡は継がれる事を望んでいるとのこと。
筋を通して止め名にしたのだから、継ぐのならやはり筋を通してほしい。
そういう意味でこの落語会は意味があるという内容のコメントだった。
楽屋に圓生の息子さんが来ているとのこと。
往年の圓生にそっくりだそうだ。
彼に継いで貰えばいい。という意見も。
高先生が「大成功・大成功」と一人で盛り上がってました。
この辺りまでは和やかに、わりと淡々と進んできました。
そして圓丈師が発言している時に、客席から「お前が出ていったんだろう、裏切り者!」という声がかかる。
さぁ、電流爆破デスマッチ来たーー
圓丈炎上!
鳳楽崩落!!
川柳乱入!!!
古典とラテンの対決か・・・
そんなエキサイティングな座談会だった。

お仲入り

■川柳つくし  落語 
プログラムには無くて、突然登場。
つくしちゃんの任務はヒザ。
お客を皆席に戻して落ち着かせること。
さすがに、この状態から鳳楽師の高座というのは良くないからね。
与えられた時間は3分。
そうなるとウクレレしかない。
この会の為に作ったテーマ曲を歌います。
題して「振り向けば圓生」
つくしちゃん、どうぞっ!

♪圓生は誰が継いでも違和感がある~
 圓生をうちの師匠が継いだら名前が小さくなる~・・・・♪

↓つくしちゃん目線の落語会の様子はこちら
http://tsukushi-info.net/Entry/1404/
つくしちゃんの中ではこの会は「圓生-1グランプリ」だそうな。
わかり易い。
我が師匠を支障とかジイサンいうな(笑)

■三遊亭鳳楽 落語 妾馬
侍根多の時のマクラで使う「桜鯛」は円楽一門だなと感じた。
実は鳳楽師は生でも映像でもあまり見たことないので、最近まで講釈の貞山先生と区別付かなかったよ。(えっ俺だけかい?)
この時見た印象も、ぽっちゃりした貞山先生だった。
落語を聴いたら・・・貞山先生だったよ。

■川柳川柳  落語  涙の圓楽腺
川柳師匠もプログラムに無い突然組。
涙の圓楽腺は、生で初体験だった。
ごちそうさまでした。

■三遊亭圓丈  落語  居残り佐平次
落語のバックグラウンドである通貨、遊廓等の説明、それからこの落語の解釈などをマクラにする。
実に自由でのびのびとした居残り佐平次だった。
圓生(譲り)の落語かと言われれば、違うなと答える。
この落語は圓丈の居残り佐平次だ。

終演後鳳楽師が再び登場。
圓丈師と話をして、夏にもう一度やろうということになった。

もう少し二人の落語を聴いた感想を書かないといけないな。
二人とも出来は良かった。
妾馬は6代目(というか圓楽かな)の形に近づけようという芸の帰結。
居残りは、自由奔放。実に軽い。
明治に行ったり、今の世界に戻ったりエンターテイメントに徹した居残りだった。
「居残りは新作だ」という圓丈師の考え方が現れていた。
どちらが襲名にふさわしいかは、別にして三遊派の真骨頂を見た気がします。
ずるいですね。本音を書いていませんね。(笑)

この会の後打ち上げで二人が仲良く飲んでいる写真を見ました。
2回目はゲストにきょんきょんを呼ぶという噂があります。
圓丈師のプロモーション、なかなかやりますな。
圓丈師は何回かこのような落語会をやれば結果が見えてくると言っているが、
この落語会というのか、襲名騒動の落とし所はどのように考えているのだろうか。

最後に、
文字ら君ってこの日は一体何だったのだろうか?

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