2009.07.25 池袋演芸場 7月下席昼の部
雨模様の日々が過ぎ去り、真夏日となってしまった土曜日。
涼を求めて寄席に逃げ込みました(笑)
選んだのは池袋演芸場。
到着後5分くらいで前座さんが上がるという良いタイミングでの到着となりました。
■三遊亭歌る美 落語 たらちね
歌る美ちゃんの高座は2回目かな。
今回気がついたけど、お辞儀に特徴があるな。
声がずいぶんと出るようになっていた。
名前の言い立ての所は、自分が知っているものと少し違うものだった。
髪がのびた。
■春風亭一之輔 落語 浮世床
読めない軍記物の本を読むところが良かった。
■春風亭正朝 落語 悋気の火の玉
「やきもちは遠火に妬けよ 妬く人の胸も焦がさず、味わいもよし。」
マクラで使った歌を紹介しておく。
浅い出番あので、あっさりめに短く纏めた感じ。
■三遊亭歌扇 落語 子ほめ
祝・二ツ目昇進 歌五改め歌扇とプログラムに紹介がありました。
黒紋付きの羽織姿で登場しました。
特に自分からは紹介せずに、淡々と噺に入った。
■松旭斎美智・美登 奇術
美智さんと美登さんは親娘だと思ってたら違うらしい。
八重子プラスワンや、北見伸とステファニーとか二人で演る高座が多くなっている。
助手がいた方がやり易い手品は有ると思うけど、どうなんだろう。
■林家錦平 落語 寝床
下手の横好きな噺を軽く演る。
今日の会の一番の見どころ、聞きどころがやってまいりました。(笑)
この師匠じゃ無いんですがこの後でございます。
錦平師匠が下がった後に、太鼓が鳴る。
ドロドロ・・・・
「おなか~~い~り~~~~
キャア~~~~~~~~~
すいませ~~~ん(T-T)」
という声が楽屋の方から聞こえてきた(笑)
歌る美ちゃん、やっちまったな。
面白いハプニングに遭遇できた。
■柳家はん治 落語 背中で老いてる唐獅子牡丹
「え~あたしで仲入りでございます」
せっかく歌る美ちゃんが大ボケしてくれたので、つっこみを入れてからマクラに入った。
マクラは新幹線の中。座席で大声で携帯をかける○暴関係の人の事。
この噺は、はん治師匠で連続4回目。今回はかなりウケていた。
ウケるから演るんだろうけど、こう続くとたまには他のネタも聴いてみたいと思う。
お仲入り
■三遊亭白鳥 落語 ランゴランゴ
マクラ根多をまた書いちゃおう。
三平襲名披露での事。弁当はなだ万の美味しいものだった。
しかし「弁当と芸は反比例する・・・」 白鳥師匠言い切っちゃったよ(笑)
しらないよ(笑)
林家はどうも根多にされ易い一門のようだ。
噺の方は師匠の圓丈作品だった。
後半部分は自分なりにアレンジしてあり、白鳥版ランゴランゴとなっていた。
面白かった。
■柳家権太楼 落語 家見舞
白鳥・権太楼という流れ、コントラストは一体なんだろう(笑)
すごい組み合わせだ(笑)
ひざ前でさくっと軽く「家見舞い」を演った。
権太楼師匠の軽めの噺が好きだ。「代書屋」とか。
今日は暑いせいか、どの師匠も軽めに演る。
冷房が追いつかない暑さだったからねぇ。
■柳家小菊 俗曲
白い涼しそうな(本当は暑いだろうが)着物と緑の帯姿で登場。
都々逸や、両国風景を演る。
■柳家我太楼 落語 短命
主任は一昨年真打昇進した若手真打の我太楼師匠だ。
昨日までは雨模様も手伝って入りが余りよくなかったらしい。
今日はほぼ満席という状態で、ほっとしたらしい。
根多は師匠ゆずりのものを魅せてくれるかなと期待しながら聴いた。
八五郎は、権太楼が入っていた(笑)
終わってみれば、歌る美ちゃんがみんな持っていってしまった会だった。
今日の戦利品は、美智さんのマジックで使った飴玉のおこぼれと、らくご☆まがじん
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