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2009年6月23日 (火)

麦秋

語協会のメルマガで扇橋師匠が俳句のコーナーを持っているがそこで出た季語が「麦秋」
見た目は秋の感じだけど、季節は麦が実る初夏。なら麦夏にしろよな(笑)

昔二十四節気では「初夏」とは、立夏から芒種の前日までの期間をいったそうだ。
という事は旧暦の五月五日~六月五日頃だから、今年だと5月28日~7月26日になるらしい。
今が初夏の真っ最中。
ということで今回は初夏について書いてみたい。
初夏といえば、「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」で初鰹が江戸時代重宝したんだよ、という話題は以前このブログで書きました。
↓髪結新三
http://hirobow.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_9bc7.html

初夏→初鰹→髪結新三のイメージがある。
確か五月五日の節句の日に鰹を買ったんだ。
五月晴れという言葉があるが、これは梅雨の合間に出る暑い晴れ間の事なんだな。
今だと五月のさわやかな晴れ間をイメージするけど。
今と季節を表す言葉が一月半ほどずれているので印象が大分変わる。

ここまで理解した上で初夏の落語を調べてみた。
「たがや」は、両国の川開きの日の出来事。
両国の川開きは旧暦五月二十八日に決まっていたそうだ。今年だと6月20日。
この日から七月二八日まで、隅田川では毎晩のように花火が打ち上げられていた。
そして見物人や船で賑わった。
というのが、江戸時代という時代のバックボーンにある。

「船徳」は四万六千日の縁日の日に若旦那が船を出すことになってしまう噺。
浅草寺では今は新暦の7月10日。初夏の頃なのだが、もともとは旧暦のこの日。今年の場合は8月28日。
かなり暑い。夏の盛りの出来事。

こんな事を知るとまた落語の聞いたイメージが変わる。

参考資料
↓1997-2010年の新暦と旧暦の対照表
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/reki/kyuu9700.htm

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