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2009年4月 1日 (水)

2009.03.29 ホップステップ亭vol.4

寒かったが天気の良い日曜の昼下がり、
講談ユニット 講談女伊達~Japanese Soul Angel~お披露目公演
と題した講談会へ行った。
講談師の二ツ目女の子5人が結成したユニット「講談女伊達」の初公演だ。

かなり入りました。
開場10分前ですでに100人位は行列出来てたんじゃないでしょうか。
開演時には300人近く入ったように見えます。
二ツ目の会でこの人数はビックリしました。
三代目神田山陽の北陽時代の会以来のような気がします。
若者のお客さんを期待していたみたいだけど、昔は若かったお客さんばかりだった。

♪Stop! In the Name of Love ・・・
開演までの間、ソウルミュージックが会場に流れます。

出は、暗天箱出し。演芸界では珍しい演出。
高座で正座姿。
左から、一凜、きらり、織音、あおい、京子   <敬称略>
会は口上から始まりです。
緞帳が有るともっと締まったんだけどね。

■神田きらり  講談  出世の馬揃い
トップバッターは、くじで決まったきらりちゃん。
とにかく会場を温めるのが仕事と、マクラで飛ばします。
かなり笑ったところで根多に入る。
広い会場にあの声量が響きわたります。
得意根多なので、聴いている方も安心して聴けた。
持ち時間が13分ということで、マクラで飛ばしたおかげで根多はかなり省略7~8分位のボリューム。

■神田あおい  講談  奴の小満
二番手はあおいたん。
クリーム色の着物だ。
プリンでも喰ったか(笑) って書いたら本当に喰ってたorz
メモには「ちょっと早い」と書いてある。
台詞が早かった印象だった。
間が短かった。
持ち時間が短いからね、ちょっとあせっちゃったかな。
根多は神田派ではお馴染みのものだった。
あおいたんの小満の台詞だけれど、このぶりっこ台詞が結構好き。

■神田織音  講談  新米教師
織音さんが登場すると、会場のあちこちから掛け声がかかった。
協会が違うので(僕は別に日本講談協会員じゃないけどw)、前座さんの頃1回聴いて今日が2回目。
同じ神田でも香織一門は、一番遠い一門だからね^^;
しかし織音さんはやっぱりお姉さんだねぇ。
余裕というか間の取り方が違うねぇ。
根多は新作。これは織音さんの作だろうか。
今から40年ほど前の小学校での事。
小学校6年生の教室のがき大将くらたやすお、女の子のスカートに花瓶の水をこぼしてしまう。
担任の新米教師はやすおを叱ろうとすると、その女の子はやすお君は悪く無いと止める。・・・
新米教師が生徒たちから教えられて共に育っていくという内容のハートウォーミングな読み物だった。

■神田一凜  講談  曽呂利新左衛門 柿の御意見の半ばまで~お耳ぺろぺろ
尺がいつもの半分なので、この根多も前半部分だけ。
タイトルは、「お耳ぺろぺろ」っていうんだな(笑)

■神田京子  講談  英語講談+1分義士伝
トリはきょこたん。
マクラ飛ばしすぎで、自分が何処へ行こうとしているのか分からない状態かと思えば、ちゃんと戻ってきた。(笑)
今日は新しい客を開拓するという事で、英語講談を演るという。
英語講談 It's a Urashima Taroushine
龍宮城から帰って来て、箱を開ける前で、「It became time.」
切れ場を入れるという根多。非常に日本人的な発音で分かりやすかった(笑)

吉良上野介と浅野内匠頭が松の廊下ですれ違いざま、上野介が鼻で「フン」とやったことがきっかけの刃傷事件。
  「鼻でフン忠臣蔵bleah
こんな小咄をやっていたので、持ち時間残り1分で、義士伝の討ち入りの場面を読んだのでした。(笑)

締めは5人揃っての雄叫び。

同じ二ツ目の女性たちといってもタイプは全然違いますね。
WBCにあやかって野球のピッチャーに例えると、
織音さんは、直球タイプ。真っ向勝負な感じ。
きょこたんは、変化球ピッチャー。吉田えり(ブッキーじゃないよ)のようなナックルボールを投げるタイプ。
どう変化するか分からない。
きらりちゃんはエースで4番タイプ。それも剛速球投手だ。三振を取るタイプ。俺が俺が・・・
一凜さんは、オールマイティな技巧派。ストレートを見せておいて、変化球で討ち取るタイプ。
あおいたんは、今フォークを習得中。球種は2つだが、直球の合間に使い分ければ武器になる。

講談女伊達の高座は、今回持ち時間一人15分弱という事で、短くて慌ただしい感じだった。
この尺がこれからの会も基本となるのだろうか。
新規顧客開拓となると、30分という時間は長すぎるのかな。
ショート講談コーナーのようなものが合ってもいいけど、もう少し時間を何とかしてほしいな。
あと、この5人ならではという企画や構成を次回から期待しますよ。
次回は8月その次は12月とのこと。
内幸町ホールなので、キャパは200だな。
すごいね、がんばってください。

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コメント

この会、迷ったあげく行きませんでした。
講談は、年に2、3回程度にしておきたいと思います。

投稿: 松井高志 | 2009年4月 2日 (木) 08時51分

話題先行的な会ではありました。
次を担う世代の会としてウォッチしてみようと思ってます。
2回目以降が肝心なので。
が、心の中ではこの会は男子が開いてほしかったんですよ。

私は(講談の)火が灯っているうちに、出来るだけ生を見ておきます。

投稿: ヒロクン | 2009年4月 2日 (木) 21時50分

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