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2009年3月10日 (火)

酒場巡礼 たまプラーザ・郷林坊

ヒロメシコーナーでは、寄席近くの美味しい店と、ゲン担ぎ喰いを主に記録してきた。
主にB級
何方かというと昼メシの情報。
この度新たな企画で「酒場巡礼」を始めます。
これは夜メシ情報。
第一弾は、地元の馴染の店「郷林坊」さん。
店の親方は、日本料理全般いけます。蕎麦も打つし寿司も握ります。
地元ではだいたいこの店一軒で事足りてしまう。
ウィークデーは会社帰りの人、週末は地元客で賑わっています。
私はというと、贔屓バスケチームのリーグ戦終了残念会と3月から始まるJリーグの開幕前のお祝い。
ということで、雨の降る2月の末に行きました。

0227_015 お通しは、わさび漬け。
スーパーで売られている1パック分はあろうかという量。
これはチビチビと食べるものなので、こんなには食べられない(笑)

0227_017 春野菜の天ぷら。
最初はお勧めの品の、たらの目の天ぷらを注文したら既に完売。
女将さんに薦められて春野菜を天ぷらにしてもらった。
これが正解。蕗の薹、ウド、菜の花、アスパラなど色々盛られていた。
蕗の薹の香りに春を感じた。
子供の頃近所の土手に生えていた野生の蕗の薹を摘んで家で食べたが、これはかなり強烈な香りだった。
今の物は栽培なのだろうか、そこまで香りは強くない。
ウドも優しい香りだ。何れも塩で食べた方が美味しかった。

旬の内に食べておきたいもう一つは鴨。
この店で鴨は未だ食べたことはない。
メニューにある鴨のつくね以外に今日は何が出来るか聞いたら、ロースト(この店ではたたきと呼んでいる)が出来るそうなので、これを注文した。
0227_019 「鴨のロースト柚子ポン酢ソース」。
メニューに無い品なので清算の時まで値段はわからず(笑)
中央部はレア、周囲に行くに連れて火が入っていて味の違いが楽しめた。
鴨肉の弾力と、噛むほどに出る肉と脂身の旨味を味わう。野菜も美味しい。
出来ることならば、辛子は粒マスタードが良かった。

落語、講談、浪曲と様々な話芸で活躍する義賊「鼠小僧次郎吉」。
次郎吉の物語中に寒い冬の物語がある。
「(汐留の)蜆売り」だ。
切れそうなくらい冷たい川の水から取ってきた蜆を売る少年と、汐留の船宿で出会う次郎吉の咄。

0227_027 蜆の旬はもう少し温かい季節だと聞くが、冬の蜆は滋味深く昔から好まれて食べられていた。
「寒蜆」という冬の季語があることでも人気がわかる。
女将さんのお勧めで、この寒蜆を頂いた。
今の時期は人気で中々手に入らない、十三湖の蜆だそうだ。
この蜆で、蜆汁蕎麦(ハーフサイズ)を作ってもらった。
大粒の蜆から旨味のある良い出汁がでて、美味しい蕎麦だった。

こういう料理を頂くと、日本人で良かったなと思う。
それから地元で1軒はこういう店を見つけておくと、何かの時に贅沢できるな。

余談ではありますが、次郎吉の墓は両国の回向院にある。
この寺は動物達の供養をしてくれる寺で、ペットたちの名前が書かれた塔婆が多く並んでいる。
鼠小僧の動物繋がりでここなのかなと。
両国に行かれたら寄ってみて下さい。

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