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2009年3月 3日 (火)

2009.02.28 新宿末廣亭2月下席

ポレポレ東中野で映画を観終わった後、都営地下鉄を乗り継いで新宿三丁目へ行った。
末廣亭の下席を観るためだ。
下席の夜の部は圓丈師が主任で、多くの新作派が出ているから。
割引してもらおうと何時ものようにテケツでかわら版を見せたら、「これ3月版ですよ」と云われてしまった。
28日時点で持ち歩く「かわら版」は当然3月版じゃないですか、みなさん!
その辺りを汲んでほしかったな。
正規料金を支払って入る。
昼の部ヒザ前の権太楼師は間に合わず、小菊お姉様の高座から観ることになった。

■柳家小菊  俗曲
満席でした。夜席を待つ立ち見の客が入口付近の壁際にぞろぞろと居すわる。
ヒロクンもその一人。

■柳家小満ん  落語  長屋の花見
ここに来て雪が降ったり、寒い日が多かったので頭の中に無かったが、もうそういう季節なんだな。
なので、寒そうな花見に感じてしまった。

ここから夜の部

■三遊亭歌すみ  落語  たらちね
開口一番は今年六月に二ツ目昇進が決まった歌すみちゃんの高座。
髪がショートというより、ボーズだな(笑)

■三遊亭ぬう生  落語  強情灸
歌すみちゃんをいじってあげて、根多に入った。
が、古典だった。
新作を楽しみにしていたので、残念。
遠くから観ていたのもあるけど、熱がり方にもう一工夫すると更によくなる。
少し地味だった。

■すず風にゃん子金魚  漫才
漫才の根多にも出てきたけど金魚ちゃんは、人間になったポニョにそっくりだ、っていうかポニョが金魚ちゃんににているんだ。
ヘアスタイルといい、短いスカートといいそっくりだ。
宮崎駿監督は寄席で金魚ちゃんを観て、ポニョのキャラクタを考えたんじゃないかな。

■三遊亭丈二  落語  1パーミルの恋人
パステルカラーのピンクの羽織に紫の着物。
この師匠にしては地味目な色合わせだ。(笑)
根多は血液型を扱ったもの。
血液型がAB型の主人公、彼女の父に結婚の許しを得に行くが父は血液型にうるさい。AB型が大嫌いときている。
ビールはエビすビール。
料理はエビフライに、エビしんじょうに・・・・
根多も面白かったがマクラも面白かった。

■柳家小袁治  落語  紀州
ここでベテラン登場。
とんてんかんを「天下取る」な咄。
三平師の源平盛衰記のように根多から話題があっちへいったりこっちへ来たりしながら、また根多に戻る。
講談風の固さがみられる咄だけれど、このやり方で気軽に聴けた。

■近藤志げる アコーディオン歌語り
野口雨情シリーズ
会場のお母さんたちによる「赤い靴」合唱(笑)

■春風亭正朝  落語  牛ほめ
前座さんがよく演る咄だが、ベテランがしっかりと聴かせると、味が出る咄だ。

■五街道雲助  落語 
黒基調の着物に、帯が黒に近い茶色。襦袢が若草色。
お洒落
落語はどうだったんだよ>自分

■ホンキートンク   漫才
ホンキートンクとはアメリカのスラングで、安酒場という意味だと自己紹介で説明していた。
日本語だと「さくら水産」か

■入船亭扇橋  落語  弥二郎
さっき映画で見たばかりの扇橋師だ。
扇橋師匠で弥次郎はよく聴く。
最近例のほのぼのソングを聴いてないので聴きたかったんだが。

■古今亭志ん五  落語  長短
客席もイラつく位気の長い長さんが好きなんだけど、そこまでねちっこくは演って貰えませんでした。
古今亭はそういう芸風なのかな。

お仲入り

■五明楼玉の輔  落語  もてたい
50を過ぎた父親が整形してもてたいという咄。
落語コンクール入賞作。
何方かというと江戸弁気味な口跡なので、こういう咄も遣るんだなと新たな発見をした。

■伊藤夢葉  奇術

■林家正雀  落語  紙入れ
マクラ無しで直ぐに根多に入る。
間男ものなんだけど、綺麗な紙入れだった。

■林家種平  落語  ぼやき居酒屋
この新作は初めて聴いた。
調べると、三枝師作。
居酒屋の酔客がダジャレをいったり、ぼやいたりするだけの咄。
けれどツボにハマってしまった。
気に入ったボヤキの台詞はこんなの。
「平井賢の瞳をとじて」
「瞳は閉じません。閉じるのは瞼だぁ」
みたいな(笑)
 
■林家正楽  紙切り
最後のリクエストが、志ん生・志ん朝親子。
切っているときお囃子が、「一丁上がり」になった。
それから「老松」へと移った。
三味線のお師匠さんも中々やるね。
生の「一丁上がり」は初めて聴いたかもしれない。

■三遊亭圓丈  落語  ランゴランゴ
ちゃんちゃんこ着て出てきました。
マクラをボソボソと話し始め「それでは落語に入ります」と一声かけると
そこからは声も高らかに一気にハイテンション。
千秋楽のトリ根多は「ランゴランゴ」
会社の余興に落語家を使いたいので、知り合いの席亭に安い落語家を探してもらったら、アフガニスタン人だった・・・・
この作品は、マイナーな外国語で落語(小咄レベル)を演ったら、通じるのかという発想から作ったと聞いている。
久しぶりに出会った作品だった。

今日の高座は、新作派がメインのはずが、小ゑん師、彦一師が欠席。
ぬう生君が古典を演るという古典っぽい席だったが、最後に圓丈師が吹き飛ばしてくれた。
ありがとうございました。

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