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2008年12月19日 (金)

牛ほめ? 豚ほめ?

関東での牛食の文明開化は、1990年代、牛肉の輸入自由化になってからじゃないかな。
未だ20年も経ってない。
吉野屋、養老牛丼はその前からあったけど、日常で牛を喰う習慣がなかったので、それ程多く通った記憶はないですね。
それよりとんかつやカツカレー、豚生姜焼きが喰いたいと思ったな。

牛は今でも、特別な日に「よし今日は喰うぞ」と気合をいれないと食べない(笑)
レストランで、ビーフシチューやステーキとか。
昔は「ビフテキ」と云ったな。
なぎら健壱氏の曲で、「葛飾にバッタを見た」というものがある。
目一杯背伸びをして上野だったか何処かで「ビフテキ」を喰ったことがあると云う友人に対して、
でも俺はバッタがいる葛飾がいいと云う場面があった気がする。
記憶があやふやだけど。
牛肉とはそういう特別のものだったんだ。

ステーキと云えばビーフなので、ビーフ・ステーキ、ビフテキなんて云わない。
おそらく関西の人はそう思うでしょう。
でも東京には「トンテキ」という料理がある。
薄々気がついていたかもしれませんが、
これ略すならポーク・テキとかポクテキじゃないのかとツッコム人はネイティブな日本人じゃない。
豚はトンに決まっている。
トンテキに対してビフテキという関係だったのだ。
今は関東も文明開化したので、ステーキと云えば牛が圧倒的。
でもトンテキも残っている。
上野の老舗たいまるとか、新鋭の東京トンテキ。
ポークソテーの事なんだけど、東京ではトンテキと呼ばれていた。
東京で「ポークソテー」なんて云ったら「田舎もん」とバカにされるよ(笑)
日本では調理法と料理名の関係を曖昧にする文化があるので、
「トンテキ」という言葉が生まれる。
ソテーとステーキ(グリル)は別の調理法なので欧米では別の料理になる。
日本は食物を加熱する意味の動詞には、煎る、焼く、炒める、揚げる、茹でる、炊く、蒸す・・・
これらを明確に使い分けて料理明にしていない。
「たまご焼き」これは鉄板に薄く油を敷いて加熱した状態の上で、鶏卵を加熱する料理。説明するまでもないけど。
焼くといいながら焼いてない。油で炒めている。
英語では「フライド・エッグ」カタカナで書いたけど(笑)
実に論理的に命名されている。名前を見ただけで料理が想像できる。
こういう国では「トンテキ」は生まれない。
日本はいい国だと思う。

東西の豚・牛文化について、ケンミンショーでも他の料理番組でもいいから特集してほしいな。

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