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2008年12月23日 (火)

2008.12.20 本牧新鋭講談会

連続講談の会の新鋭講談会へ行ってきた。
偶数月に1回開かれる会だ。
連続物なので、毎回足を運んで聴くのが一番良いのだけれど、
そうも毎回は都合がつかずに、結局今年は夏1回、冬1回だけとなりました。
連続物も、定席で車読み土日で一挙に完結みたいな企画じゃないと時間が取れませんね。

■室井琴柑  講談  三方ヶ原軍紀
琴柑たんは、三方ヶ原。今日は早く着いたので、琴柑たんの私服姿を見れたのが一番の収穫かもしれない。

■田辺駿之介  講談  毛谷村六助
偶数月に行われているこの会で、5年越しで、今日大団円を向かえる。
単純計算で、全30巻ということだ。

農民の出の六助が、侍となりめぐりめぐって、加藤清正の家来となる。
清正軍の一員として朝鮮に出陣し、武勲を上げる。それから明へ勢力を広げようと企てる。
六助は人質だった朝鮮の王子に化けて明の国にはいる。
人質の開放の際、化けていた六助がその相手群のリーダを殺害し、清正軍に向かう。
清正軍は明の100万の軍勢に囲まれて籠城に追い込まれていた。
清正の突破を信じて六助は、近くの洞窟で待機する。
それを知った明軍は六助に殺されたリーダーの弟を筆頭にした1万の軍勢で六助軍が隠れていた洞窟を襲う。
そして明の国において遂に六助は土に帰ることとなる。
その後籠城攻めを突破した加藤清正は忠僕の六助を殺した将を打ち倒し、見事仇討ちを果たした。

ふ~~~~
5年分の物語はざっとこんな内容だったと思うよ。
だって今日初めて聞いたので、大雑把かもしれないけど。

一鶴先生の雰囲気が伝わってきた。
5年は長いな~~~。
お疲れさま。読んだ駿之介さんと、全部聞いたお客さん。

■一龍齊貞橘  講談  笹野名槍伝
仇討ちの旅を続ける笹野権三郎の道中記。
今回は高崎の地。師匠の高田先生の手紙を持って、荒れ寺へやってきた。
そこで深夜盗賊に襲われるが、その盗賊は仇の一の家来だった・・・

因みに、貞橘さんは、坊さんの友達がいるようですよ。

■田辺一邑  講談  姐己のお百
悪女のお話。
目を患った元芸者のみね吉が、小さん(お百)の住処の近くで端唄を唄っていた。
その唄と三味線の上手さに聞きほれた小さんはみね吉とその娘を家に呼び、家に住まわせる。
しかし小さんはそんな聖女ではなかった・・・

一邑さんの悪女はそれほど悪くは感じなかった。
これが、松鯉先生だったら、ヽ(゚Д゚;)ノ!!

■神田阿久鯉  講談  天保六花撰~片岡直次郎
悪人達の読み物が続きます。
質屋の大店である大黒屋へやってきた片岡、主人を強請り金をまきあげる
悪人を演らせたら日本一のグリ様
あ~もう恐ろしや、恐ろしや。

お仲入り

■神田陽司  講談  白子屋政談
白子屋政談も大団円近くなってきました。
新三殺しの後、
白子屋が、持参金目当てに娘と偽装結婚させられてしまった入り婿。
あまりにも自分の扱いが酷いので、遂に家を出て兄の元へやってきた。
そして、遂に奉行所に訴えることになる・・・
次回は最後かな?いよいよ大岡裁きとなるのでしょうか。
陽司先生も3年越しでの白子屋政談となりますな。

■一龍齊貞山  講談   義士銘々伝~岡野金右衛門
今回のゲスト出演は貞山先生。
義士伝から金右衛門。
本所の吉良亭の近くで前原の店で働きつつ、スパイ活動を行っていた岡野。美男子という設定。
いや、講談だけに、好男子としておこうか。
スパイ=好男子という図式は今も昔も変わらないらしい。
色仕掛けで、大工の娘から吉良亭の図面を入手する・・・
スパイ映画の王道を行ってますな。
今回の読み物はこの場面ではなくて、討ち入り前日から当日にかけての所。
力を込めずに読み物に引き込ませる力はさすが貞山先生。
感動しました。
岡野金右衛門というと、「すきすき金右衛門さま~」というコメディー講談のイメージがあったので、
それを払拭してくれました。

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コメント

貞山先生の「岡野金右衛門」はお艶さんが自害しちゃうバージョンでしたっけ。ことほどさように筋も人名も地名もいろいろパターンがあるんだけど、吉沢英明先生は「講談作品事典」でどうまとめておられるのでしょうね(価格が高くて手が出せないので未見)。

投稿: 松井高志 | 2008年12月24日 (水) 13時54分

松井様コメントありがとうございます。
そうですね、貞山先生ヴァージョンは、お艶さんが、実家で討ち入り当日の朝、「13日の夜にきっと迎えに来る」という約束を金右衛門が果たさなかったとわかると、自害するという内容でした。

投稿: ヒロクン | 2008年12月25日 (木) 17時36分

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