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2008年11月11日 (火)

2008.11.08 本牧亭講談昼席

本牧亭に行った。11月なのに、薄着で行ったので寒かった。

■神田あっぷる 講談 鉢の木~源左衛門駆けつけ 
ぱん、ぱん、とゆっくり目に釈台をたたいて、この根多に入った。
5分くらいの短い持ち時間だったので、駆けつける場面のところだけしか出来なかったようだ。

■神田松之丞 講談  宮本武蔵~熱湯風呂
「僕はどこへ行ってもアウェイ。」とぼやきのマクラ。
根多の中で、つい「レベルが違う」と言ってしまう。
これを「小三治師匠が落研に入ったようなもの。」と例え直したんですが、
講釈師なんだから、「師匠の松鯉が、紅塾に入ったようなもの」くらいにしたほうが
良かったんじゃないかな。
熱湯風呂から出て武蔵が戦う場面は、かなり早口で力んだ読み方だった。
若さ故かと思うと、そう悪くもない。

■神田きらり 講談 村井長庵
こいつ嫌いなんだ。
あっ、きらりちゃんでは有りませんよ。
長庵。
平気で身内を殺す悪りー野郎。しかも金に汚い。
そういう人物設定。
借金3両を取りに来たサンジに、逆に10両やるから、
自分(長庵)の妹を殺すように仕向ける。
サンジは妹を殺すが・・・
阿久鯉-きらりラインは天明白波伝とか長庵とかやらせたら一級品だな。
こわいこわい・・・

■神田山吹 講談 柿のご意見
秀吉の家来、曾呂利新左衛門が主人公(主人公は秀吉かな)の読み物。
久しぶりでこの根多を聴いた。
懐かしかった。

■神田陽司 講談 怪談牡丹燈籠
何故この時期に怪談を演るのかの講釈をしてから、読み始めた。
「立体講談でおつゆと云えば前にやったあの人(楽屋をちら見)。
 今や、ゴーストバスターズかと・・・」
居ないことをいいことに、すごい事を(笑)
しかし、ゴーストバスターズの中の何に例えてるのかな・・・
たぶん、マシュマロマンじゃないかなと思うけど。
怪談は、最後まで読まずに少し手前まで終わりとした。
ある落語家さんの形らしい。
誰だろう、気になる。

■神田愛山 講談 双蝶々曲輪日記~最初の方(笑)
長五郎と長吉、大阪のお客の所へ掛けとりに行く、この連続物の冒頭の部分を口演した。
新町の廓へ遊びに入るが、はまってしまって帰ろうとしない。
とうとう父親が大阪へ来ることに・・・
夏の独演会の時もちょうどこの所を聴いたが、愛山先生の双蝶々はいい。

主人公が長五郎と長吉。
長が二つなので、タイトルに双蝶々を付けた。楽説(楽屋の説)だけど。
1へぇ

お仲入り

■神田茜 講談 おばさん賛歌、赤い唇の彼(原作・内田春菊)
新作短編2本を口演した。
茜先生の高座は、短編2本とか3本という事がある。
おばさん賛歌は、おばさんは必要悪だということかな。
赤い・・は春菊さんのマンガが原作だとのこと。
エッチをすると、翌日唇が赤くなってしまう病気が流行する話。
茜先生が演るとエロくならない。

■神田鯉風 講談 義士外伝(か又は銘々伝)~大石瀬左衛門
この読み物は初めてだな。
敵討ちの発端になった、江戸城松の廊下の刃傷事件で、吉良を切りつける浅野を抱きかかえて止めた男が梶川与惣兵(かじかわよそべえ)
「殿中でござる、殿中でござる」の台詞がすぐに思い浮かぶ。
この読み物では、与惣兵が講談の持つ勧善懲悪の餌食にされる内容。
殿中で刃傷沙汰はいけないので止めたものを、吉良に加担したとされて、せききゅうわの家来に化けていた大石瀬左衛門に、敵討ちとして殺されてしまう。
坊主憎けりゃ袈裟までというのか、あんまりなストーリーに感じた。
9.11でアメリカがビンラディンを匿ったという理由でイランを攻撃。その後も上げた拳を下ろせずに、イラン人殺し、フセイン殺しへと進んでいく。
似た話かなと思った。
正義だといえば、どちらも正義なんだが。

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