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2008年8月28日 (木)

落語娘

夏休みの最後の日25日に、見に行ってきた。
シネコン。
ポニョの方は賑わっていたが、こちらは半分弱位の混み方。
平日だし、大人の観る映画だからね。
起承転結メリハリがあって、楽しい映画だった。
これから観ようと言う人はネタバレなので気をつけてください。

三々亭香須美(ミムラ)について。
公園で稽古しているときの寿限無がよかった。
表情も豊だったし、クスグリもタイミングよく決まっていた。
冒頭の香須美の子供時代に演った「景清」もかわいらしかった。
前座の役だから、巧く演じる必要はない。
楽屋での前座仕事の場面は、普段見ることはできないので、かえって新鮮だった。
ジャージ姿のミムラは貴重。

三々亭平佐(津川雅彦)
伝説に聞く破天荒な天才肌の噺家タイプ。
ある芸人さんは「立川談志」がモデルではないかと云っていた。
あぁそうで終わってしまうと面白くないので、敢えて
ヒロクンは「川柳川柳」としておく。
一人弟子がつくしちゃんだし。
落語ですが、師匠ですからそれなりの技が要求されます。
本人はもうやりたくないと云っていたそうですが、良かったです。
演出的には、台詞は少なめで講談的な状況説明。
ナレーション的な部分を多くした。
間や仕種も違和感なく、貫祿さえ感じた良い芝居だった。
以前に津川氏がマキノ雅彦名で落語映画「寝ずの番」の監督をした映画を観た。
こちらは落語家を描いたコメディー
本質的には落語好きなんじゃないかな。

落語「緋扇長屋」について
怪談噺。演者が次々と怪死を遂げるという曰く付きの落語。
この映画の為に創作したわけだが、余り面白く(怖くも)ない。
物語の多くを落語ではなく、時代劇で見せたからか。
どうしても落語を聴く頭で観て・聴いてしまうのでそう感じるのかもしれない。

その他
「緋扇長屋」口演中の照明が頭上からの白色光だったが、見辛かった。
怖さを狙ったのだったら、少し違うと思う。
昇太師は意外なところで、意外な役所で出てビックリ。
落語指導の喬太郎師は講座姿で一瞬登場。
「純情日記」かな一瞬なので良く覚えてないや。

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