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2008年5月10日 (土)

ペルセポリス

先日表題の映画を観た。
イラン映画である。アニメである。
正確に言うとフランス発のイラン映画である。
イラン人である作・監督、そして主人公でもあるマルジ。
彼女は現在位フランス在住ということもあり、フランス発のイラン映画の形になった。

ペルセポリスオフィシャル
http://persepolis-movie.jp/

この映画の粗筋です。
主人公の女の子マルジは、10才のとき、イスラム革命を体験しそれまで一緒のクラスだった男女が別々に分けられ、頭にヴェールを被ることを義務づけられ、デモや闘争で多くの人が犠牲になるのを目の当たりにする。それでも笑ったり、パンクを好きになったりして成長する。
14歳のときイラン・イラク戦争の戦禍を逃れるためにオーストリアに留学するが環境が違いすぎてなじめずイランへ戻り結婚するが、西洋の文化を知ってしまった彼女は、イランの政治、過激思想に溶け込めず離婚してフランスへ渡る・・・・と
波瀾万丈な作者の半生(と言ってもまだ40代ですが)をアニメにしたもの。

このアニメは殆どがモノクロで描かれている。タッチや動きなど日本のアニメと異なり新鮮な印象を受けた。
内容は革命やら過激な宗教で弾圧される弱者である彼女や家族を描いているが、暗い印象はない。
常に強く明るく生きるイランの女性が描かれていた。

私は昨年イランへ行ったが、本当にイランの女性は強くて明るい。
決して虐げられた存在ではなかった。
強いから黒のマグナエ(スカーフ)やコートを着て生活できるのだろう。
世界の弱き人々に元気を与える映画だった。

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