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2008年5月21日 (水)

2008.05.15 神田愛山独演会

15日から5日間に渡って行われました、両国亭での神田愛山独演会の初日に行ってきました。
仕事が終わって両国駅へ着いたのは18時過ぎ。
丁度相撲が終わって帰る途中のお客集団に遭遇。
人並みをかき分けかき分け通りまで出て、やっとこさで開演10分前に到着しました。

■神田あやめ  講談  荒木又右衛門の生い立ち
あやめたんから始まりました。
初めにご案内を・・
「許可の無い録音、撮影はご遠慮ください。私のは無いでしょうが(笑)」
許されるなら、撮りたいw
根多は、荒木又右衛門の幼少の頃のもの。
槍の修行の為、父の知り合いの京都にある道場へ行った。
そこで大人の弟子といきなり勝負する事になるが・・・・
という切れ場で終わる。
5日間あるので、あやめたんも連続ものなのかな。

■神田愛山  講談  双蝶々曲輪日記~吾妻と与五郎
芝居、落語でもお馴染みの読み物。
愛山先生の前高座は、この連続もので5日間ということです。
芝居のものとは登場人物の名前は一緒でも物語の内容は異なるらしい。
芝居は観てないのでよく分かりませんが。
山本村?だったかの大店主人、坂上与三衛門の息子与五郎、同年代の使用人を付き人に付けて、掛け取りで大阪行き。
付き人が与五郎を唆して、新町(遊廓の街)へ行く。
ここから「明烏」になって、心配した親父が大阪へ来て、息子を勘当するという所まで。付き人の兄が相撲取りで、今日の物語の中でちょっと出てくるが、後の方で活躍するんじゃなかったかな。
今日の所は序章ということか、盛り上がりとかドラマチックな展開に乏しく、淡々とした印象でした。
ヒロクンは一話完結型の講談を聞くことが圧倒的に多く、連続講談を聞いて育ってないので、今日のような切れかたは消化不良かな。
明日以降も聞きに来れるならまた、印象も変わったかもしれませんが。

■神田陽司  講談  ヨウジ版・坂本龍馬~志を抱く龍馬
現在五席目までというべきか、五席で全席なのか陽司先生の考えは分かりませんが、その一席目にあたる読み物。陽司先生の新作講談です。
司馬遼太郎作品を下敷きにして、そこにオリジナルな部分を加えて講談に仕上げた作品。龍馬、特に一席目に当たる本作品は、何回も聴いています。
内容は、帝に世を変える密書を届ける役目の、侍の護衛を引き受けることになる龍馬。
この侍が捕らえられてしまったので、替わりに京まで密書を運ぶ事になる。
この侍から今の世の情勢についてレクチャーされた龍馬。
この時今流で言えば「どげんかせんといかん」とか、新しい世の中が見たいという気持ちが沸いてきた。
というもの。夜明けのはじまりを描いている作品だ。
その都度新鮮な気持ちで聴ける作品です。
脚本がしっかりしているかなかな。

お仲入り

■神田愛山  講談  結城昌治作品集~替玉計画
愛山先生の後高座は、新作講談。
結城先生の短編ミステリーから、昭和37年のこの作品。
内容は、「くぼかた」という男が、上司である「あさだ」に殺意を覚える。
そこで「くぼかた」は、ちょっとした知り合いで自分にそっくりの男「あぎ」を使ってアリバイ工作を企てる・・・・

短い物語の中に起承転結がはっきりしていて、結城先生独特の「オチ」に相当するものが最後にあって、好きです。
最後はスッキリして帰れました。
やはり1話完結物が自分には合ってるな。

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