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2008年4月22日 (火)

長屋の花見

東京近辺は、桜の季節は終わってしまいましたが、桜関係の話題というか食べ物の話題。
「長屋の花見」という咄で、ひっかかかるところがあるんです。

大屋さんが用意した食べ物。
蒲鉾の替わりの大根。玉子焼きの替わりの沢庵。
これ、何方も大根なわけですが、大根(蒲鉾の方。沢庵はちょっと置いといて)は生の大根をそのまま食べる習慣が、江戸時代にあったのか。それとも着色しない浅漬けのようなものなのか。
今はサラダ感覚で生で食べるというか、大根のサラダがある。
大根は冬の季語になっていますが、春蒔き、夏蒔きの物もあり、年間を通して食べていたポピュラーな野菜です。
年間を通して食べるので、収穫直後以外は沢庵、べったら漬け等の漬け物、干して切り干し大根等の保存食加工した大根料理はあるが、生食は、刺身のけんや、大根おろし、酢の物くらいが今に残っているものか。煮物ではおでんとか、ブリだいこんとか大活躍。
桜の季節は、早めの春蒔きの収穫物が手に入ると考えられるので、生の大根の可能性が強いですが、本当に生で食べていたのか、どうかです。
生で食べるわけがないので、落語として面白いのか。
気になるところです。

次は沢庵の話題。
私の故郷では、お茶受けに漬け物がポピュラーな組み合わせ。
和菓子や、せんべいの類も出ることはありますが、漬け物は欠かせません。
(良い漬け物が無い夏の時期は、裏の畑から胡瓜を取ってきて味噌を添えて出す。トマトに塩の時もw)
なので、お茶けに沢庵は普通に美味しい組み合わせなんです。
落語の舞台が私の田舎だったら、酔わないけれども楽しい花見になったのではないでしょうか。
なのできっと大盛り上がりの別の落語になっていたかもしれません。
時代や地域文化の違いがこの落語を通じて分かってきます。
落語に見る「食」を考えてみました。

このエントリはヒロクンにしては上品すぎたか。

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コメント

う~む、お茶受けの漬物…あんまり見たことなかったかなぁsweat01
ちなみに漬物のことを、“おこうこ”って言うのは一般的じゃないらしい。
やや遠い距離を指すのを“あっちっかし”、長く居座る客を“ながっちり”というのは、一般的じゃないことに都心部とか多摩地域で生息するようになって気付きました。
親も使ってなかったかも。
下町言葉?はたまた、小さい頃よくいってた湘南の親戚たちが使ってた言葉?

投稿: えれこ | 2008年4月23日 (水) 23時12分

「あっちかし」「こっちかし」は、下町でも南関東ローカルかな。
僕の友人では江東区、千葉方面は言うよ。
かし(河岸)だから、大きな川や河口付近で生まれたんじゃないかな。

こうこう(香香)は僕は使わないけど、一般的だと思うよ。
辞書でも引けるし。「香の物」も使うね。
「お新香」が関東ではよく使われるけど、僕の田舎では使わないよ。
「長尻」も一般的に使うよ。
知らない人は、ボキャブラリ不足なだけだったりして^^;

まるで、プチけんみんショーだなcoldsweats01

投稿: ヒロクン | 2008年4月24日 (木) 18時29分

おそらく、小学校5年までを江東区で過ごしたことで、ワタシの言語のボキャブラリーは、ほぼ完成したのかも。
川のほとりに住んでました。
新木場移転以前の、木場付近でいかだも浮かんでました。
バイトさんいわくされましたが、ワタシは怒ると口調が“時代劇に出てくる江戸のヒト系”になるらしい。

投稿: えれこ | 2008年4月24日 (木) 20時22分

バイトさんいわく…ね、誤入力

投稿: うれこ | 2008年4月24日 (木) 20時23分

うれこさん、初めましてhappy01

投稿: ヒロクン | 2008年5月 1日 (木) 10時36分

ぎゃあ~thunder

投稿: えれこ | 2008年5月 2日 (金) 23時07分

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