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2008年3月10日 (月)

2008.03.08 本牧亭講談定席

足首の調子も戻ったので、久々に本牧亭へ行ってきた。
花粉が舞ってますなぁ(>_<)

■神田松之丞  講談  三方が原軍記~五色備え抜き読み
神田の新しいお弟子さん。
初めて高座を聞きました。
声は出ていますね。
でも・・・松鯉門下という特殊(笑)な一門中では未だ未だ声は小さいという印象。
ハンデ大きすぎない?
三方が原軍記はヒロクンにはお経なので、根多には触れず(笑)

■神田蘭  講談  秋色桜 前半
まくらで、宝井其角が登場したので、高座メモに「両国橋の別れ?3月に」と書く。
その後荻生徂徠が登場したので、「徂来豆腐」と書き直す。
しかしてその実態はこれだった^^;
慌てんぼうはだめですな。
この読み物なんですが、お上の屋敷へ行った所からヒロクンの頭の中では「八五郎出世」とごちゃごちゃになってしまう。 (笑)
蘭ちゃんはいつの間にか立て前座なんですねぇ。早いですね時の経つのは。

■神田きらり 講談  寛永三馬術~曲垣平九郎 誉れの梅花 抜き読みというか、圧縮版
蘭ちゃんに続いて「春ねぇ」という根多が続きます。
このようなコメディは結構好きです。
新橋で働いていたころ、愛宕山はお花見シーズンに、ランチ弁当を持って時々行ってました。懐かしい思い出です。階段のきつさは身をもって体験済み。
お馬さんの気持ちはよく分かる。
この愛宕山を最近まで落語の「愛宕山」の舞台だと思ってましたね。(笑)
一八の山登りは大げさすぎないかと落語を聞いて思っていましたが、全然違う京都の山でしたね(笑)

■神田山吹  講談  柳沢昇進録~№10白菊金五郎
真打昇進の時の宿題だった柳沢昇進録をまた連続で挑戦中の山吹先生です。
恋人の白菊が3人連れの侍達に殺される。次に一緒にいた金五郎が狙われる。
ここに柳沢が通り掛かるという設定。
部下が助太刀して、金五郎は柳沢に恩を返す事になる・・・・
立ち回りの所は迫力があった。

■神田茜   講談  初恋閻魔ちゃん
茜先生スリムになりましたね。胃の調子がわるく食欲がないからだと本人は言ってましたが。

貸衣装屋の閉店セールへ行った女が、衣装が倒れてきて圧死。閻魔様の裁きの場所へ来たが、おばさん只では死なない。 おばさんコメディー(そんなジャンルあるのかよ)
この根多は好きな根多です。

講談の技法には、修羅場(ひらば)、謡調子、たたみ込み、本読み調子等あるけれども茜先生の講談はこれらの技法の全てを否定した所にある。
しかし、茜先生の新作は講談なんですと愛山先生はおっしゃってましたが、本当にそう思います。
「おばさんは目先のことしか考えない」とか
「お金が無ければ仲良くするしかない」とか、おばさんの本質をズバっと突いた所もいい。

正式のタイトルは「初恋閻魔」なんですが、根多の中では「閻魔ちゃん」と呼ばれていたので、これをこのブログでは採用してみました。

■神田愛山  講談  アンサーホン・ウィルス(留守電菌)
茜先生に感化されて始めたと聞きます新作講談。
留守電メッセージの後の警告音に続けて、今の留守電の本音が記録されてしまう留守番電話に感染するウィルスソフトが・・・・
正式なタイトルは「留守電菌」ですが、本質はコンピュータウィルスの留守電版なので、こうしてみました。ウィルスを菌を訳すのにちょっと抵抗があったので。
SF色も出ていてなかなかいいと思います。

今の時代の情報伝達手段はe-メールに移行しているので、だんだん留守電使わなくなりましたね。
FAXもですが。
家のFAXホンは紙切れしてから3年、FAX用紙を入れてません(爆)

■お仲入り
木戸をやっていた蘭ちゃんのマスク姿がかわいそう。外はつらいね

■神田鯉風  講談  義士銘々伝~神崎詫び証文
先日の「日本の話芸」で師匠が演った読み物。

この詫び証文ですが、後日広島の浅野家の本家が引き取り、家宝として保管してきましたが、昭和20年8月6日の原爆投下で消失。残っていたら国宝級だったと思います。

■神田紫  講談  源氏物語  葵の上の段~六条御息所(ろくじょうみやすどころ)
源氏物語は、漫画版のもの(笑)でさわりだけ読んだくらいなので、良く知りません。
読む前の印象は、ハーレクインロマンスだと思っていた。
漫画版を読んだ後の印象は、官能小説だと思った。
そして今回講談を聴いたら、それはファンタジーだった。
源氏物語って一体何よ(笑)

■神田山陽  講談  和田平助鉄砲切り、太閤記~長短槍試合
主任は山陽先生。
昇進披露以来の本牧亭の主任の高座姿を観る。
本人も言ってましたが、やはり真打昇進以来の本牧亭主任だそうです。(>_<)
今は北海道がホームだからね。
もっと東京で活躍してほしいですね。
客席は久々の山陽先生を見ようといつもより混雑気味。
事前に出されていた根多は「双蝶々曲輪日記」それを替えたワケをマクラで説明する。
先日先代の奥様の納骨があった。行けなかったので、三日前にお墓の掃除に行った。
奥様には前座修行時代に掃除の仕方を教えてもらった。
掃除をした後日先代が枕に立って、根多出ししていた「双蝶々曲輪日記」は未だ早い。演るなと言われたので、別の読み物にした。
読み物は、弟子入り志願に行った時に、師匠が演じた鉄砲切り。短い読み物なので、続けて長短槍試合を読む。
長短・・はコメディーだし好きな読み物。山陽先生が演るとコメディー度アップで更に面白かった。客席爆笑。

本当に久々で山陽君の高座を聴いた。
山陽読みとでも称したい早口読みですが、このマシンガンのように、言葉の粒を飛ばす読み方が小気味よかった。

*神田ひまわり改め日向(ひゅうが)ひまわり先生真打昇進披露のお知らせ*
ひまわりちゃんの披露興行スケジュールを記しておきます。
彼女の講談はひまわりのように明るくて大好きです。
おめでとうございます。

○新宿末廣亭 5月上席・夜の部当日2700円
主任・ひまわり…2(金)・5(月)・8(木)

○浅草演芸ホール 5月中席・昼の部当日3000円
主任・ひまわり…11(日)・14(水)・17(土)・20(火)

○池袋演芸場 6月上席・昼夜通し当日2800円
主任・ひまわり…13(金)・16(月)・19(木) (但し出番は17時以降で20時半終演)


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