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2007年11月23日 (金)

上を向いて歩こう

最近見た映画です。
映画館のHPでタイトルだけで、見ようと思って出かけたのです。
最近の映画だと思っていたのですが、タイトル通り、坂本九の歌の時代の映画だった。
何の予備知識もなく見ました。

キャストは、坂本九、浜田光男、高橋英樹、吉永小百合・・・60年代の日活トレンディ俳優達
物語は少年院を脱走した若者(坂本、浜田)が山あり谷ありの進行と、グズグスの人間関係と暴力と愛と泣き笑い。
これらをミキサーにかけてぐじゃぐじゃにして、早回しでだ~~っと見せられたイメージ。 頭がフラフラになる(笑)
ストーリーは印象に残らなかったが、残ったのはこのスピード感とジャズと昭和の匂い。
日本全体が東京オリンピックへ向けて駆け上がっている時代を反映している。

今の映画のLOHAS志向。健康(命)・環境志向とはベクトルの方向は逆を向いている映画だ。

60年台前半(映画は62年公開)の東京はそんな時代であり場所であったのだなと思った。
そんな昭和30年代後半~40年の匂いが、髪型、ファッション、若者の台詞(言葉)建築物、様々なものから漂ってきた。
ロケ場所ははっきりは分からないけど、有楽町や新橋の街と高架下、築地市場、お台場っぽい。
ラストシーンは築地市場かな?の広場を、出演者全員が手をつないで、「上を向いて歩こう」を歌いながら歩いているシーン。
絵に描いたような青春映画のラストシーンだった。

映画を見た。というよりも昭和を見たというのが感想かな。

最後に自分の中で疑問に思った事。
この映画の中でジャズの占める割合は大きい。音楽映画であり、60年台であり、中村八大であるからそれは自然な流れとして入り込んでくるだろうと安易に想像がつく。
浜田光夫扮する若者が、ジルジャンに魅せられこれを叩きたい為に、悪の道に引き込まれたり、最後に親友の九と喧嘩をすることになる。映画のポイント、ポイントに出てくるアイテムなわけです。
映画の中でも「ジルジャン」という固有名詞が多く出てくる。
ジルジャンというのは、ドラムセットという集団打楽器に於いて、大太鼓、小太鼓と一緒に添えられる楽器でシンバルがあるが、このドラムセットのシンバルの原点であり、そのトップブランドなんです。
ジルジャンっを使ってジャズを演奏すると、ライドシンバルは涙を滴らせて泣いているようであり、クラッシュは叫びそのもので実に味わいがある音を出すんですよね。それに魅せられる音楽小僧の気持ちは良く分かる。
でもそれは音楽をかじった事のある人ならば分かるけど、映画を観にきた一般の人にはマニアックな部分で、伝わらないんじゃないかなとそこだけ気になりました。

あらすじ等はこれを参考↓
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD20650/index.html

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